コミュニティ紙『三国の丘からの風』初めての「公開」編集会議

 

以前から会議の公開を目標に…

 『けやき通りまちづくりの会』発行の地域コミュニティ紙『三国の丘からの風』の発刊2年(通算10号)を機に、11月26日、はじめての『公開編集会議』を開催させていただきました。

 そもそも、このコミュニティ紙は、三国丘中学校区という狭いエリアでの発行で『まちづくりの会』有志で細々と編集していたのですが、これからの地域活性化は、地域外の人も含めた幅広い意見の集約が必要だという視点で、以前から公開を目指してきたものです。
 
新たに2人のフレッシュな方が参加されました
 今回はfacebookその他の方法を使ったはじめての公募で、2名(牧田さん、中本さん)のフレッシュな方に参加していただけました。ただこちらの議事運営方法はあまり煮詰まってなくて不手際が多かったのですが、活発に議論に加わっていただき多くの意見をいただけました。
 
新しい視点で活発な議論を
 内容は、まずコミュニティ紙発行に至るまでの経過、「まちづくりの会」の目的、バックナンバーの検証と、発行の趣旨などをお話した後、率直に皆様のご意見をお伺いしました。皆様からは「地域限定であっても、スポンサーに対応するためには、地域住民だけでなく、もっと広く(駅など)周知する配布方法を考えた方がいい」など色々参考になるご意見をいただきました。
 
他地域の方のご意見も積極的に取り入れます
 はじめての「公開」会議で少々緊張しましたが、マンネリ打破のためのいい経験になりました。今後の運営について、他エリアの方を含めた幅広いご意見を取り入れることで、参加者の皆様にもプラスになる双方向の交流を目指していきたいと思いますので、ぜひまたご参加いただけるとありがたいです。



マレーシア留学生が小学校PTA広報の打ち合わせ?で来社

  だんだん秋も深まってきました。学校のPTAでは2学期終了号の準備が始まっています。きのう(11月21日)は堺市の市小学校PTA広報委員の方が原稿入稿のためフジイ企画に来社されました。

 今回はちょっとかわいいお客様と一緒に同行されていて、びっくり!!
  市小PTA広報委員長の青野さんのおうちにステイされているマレーシア人のズズさん(愛称)。
 マレーシア教育省とヒロシマ国際クラブが主催する青少年交流として、中高生40名が来日し、言語交流研究所ヒッポファミリークラブ会員宅(青野さんはこの会員)にホームステイ(11/20~11/25)されているそうです。
 
 ズズさんは、15歳でバレーボールのキャプテン!将来は、小児科のお医者さんを目指しています。堺観光では、きれい!きれい!と大絶賛!日本を気に入ってくれているようです。
 
 今回はPTA広報紙のうちあわせ(勉強?)に同行されて、終始、笑顔が印象的な女性でした。毎日レポートを書いていて、「今朝もフジイ企画のことを書いていましたよ」とのご報告を(何を書かれているのかちょっと気になりますが…)。市小PTA広報紙『いこいの森』の完成までは滞在できなくて残念ですが、この期間に多くの貴重な体験をされることを期待しています。写真=市小学校PTA広報委員とマレーシア留学生の『ズズ』さん(広報紙『いこいの森』バックナンバーを手に)


第3回、実例で見る『肌で感じる「広報紙」編集セミナー』を開催

 きのう(11月21日)、第3回目となる『肌で感じる「広報紙」編集セミナー』をフジイ企画にて開催しました、今回はfacebookでのイベント案内もあって、7名の方にお越しいただきました。

 今回のテーマは[1]『編集意図を持った写真のトリミングについて』、[2]『「いい文章」の書き方とは』.[3]『編集方針によって変わる紙面』の3つのテーマに沿ってお話させていただきました。(ま)
 
 
発行直前に変更になった紙面のビフォー・アフターの実例を見て
 今回は第3回目ということで、セミナー運営の少し変えてみたのですが、参加者の皆様にとっていかがでしたでしょうか? いつもテーマごとに実際の印刷物をお見せして少しでもわかりやすく努めているのですが、実際の制作過程を見ないと分からないことが多いかもしれません。
 そのなかで、[テーマ3]の『編集方針によって変わる紙面』で、編集方針の違いから、校了寸前の土壇場で紙面を大幅に入れ替えた、フジイ企画制作の経過資料があったので、これを実例に使って発行紙面と変更前の紙面という形でそのビフォー・アフターをお見せすることができました。
 
「無料サービス」ご利用者の改善実例も報告
 このセミナーは何といっても実例中心主義で運営していますが、セミナー参加者の皆様への特典として『無料編集サービス』として実際の紙面づくりをで体感していただくサービスも行っています。今回、この無料編集アドバイスサービスを受けられて改善した前・後の広報紙も題材させていただきました。「ちょっと変えるだけで全然違う~!」という驚きの声もあがり、このビフォーアフター方式のわかりやすさを実感しました。というわけで…今後も紙面の持ち込み大歓迎ですので、ぜひ一度、遊びにきてくださいね。
 
無料編集サービスについて
 お試し『無料編集サービス』とは、現在発行されている皆様で、実際やらなきゃ実感がない…という方のために実際の編集現場で改善を行うサービスです。メニューは、[その1]『無料編集会議』で皆様の紙面企画へのお手伝い、[その2]皆様で企画された紙面の1面を実際に製作する『無料紙面製作』のいずれかです。より読まれる広報誌づくりを体感したい方は是非お試しください。
 今回はセミナー皆勤賞(?)の建設コープの細川さまが、この無料編集アドバイスサービスを受けられて改善した前・後の広報紙をお持ちくださり、さらにわかりやすいセミナーとなりました。


早朝営業会議で『肌で感じる広報紙編集セミナー』の運営を検証

いよいよ朝おふとんから出づらい季節になってまいりました。えいやっと気合いで早起きして、一昨日(11月14日)、早朝営業会議に挑みました!(ま)

 
 お客様の『本当の声』を読み取れているの?
 毎月恒例で行っている会議も昨日で第8回目。今回の会議テーマは、9月より当事務所で行っている「肌で感じる広報紙編集セミナー」についての検討と見直しです。
 9月・10月と、これまで2回行ってきたこのセミナー、来週11月21日には第3回目を予定していますが、ここにきて改善点が発覚…! それは、セミナーに参加いただいた方の、「声」をしっかり汲みとれているのか?ということ。今まで参加後に「為になった」「参考になった」と良いコメントをたくさんいただいていたので、よかったよかった~ランランと思っていたのですが、それは本当に皆さんの「今」困っていること(必要なこと)だったのか?もしかしたら「聞いて損はないけど、本当に今一番困っていることとはズレていた」という方がいたのかも…。
 
具体的な参加者の声を、集約できるような仕組み作りを

 それと今回の論議では、初めにお客様の「今困っていること」を聞こう!という結論になりました。最後にアンケート形式などで皆様の意見を聞く…というのではその『声』を活かせるのが次回以降になってしまう。その点を解決するということで、次回より参加者の皆さんに冒頭、自己紹介と同時に「印刷物で困っていること」・「どんなものにしたいか」などについて、まずご意見を言っていただくことから始めることにしました。今回の会議での結論を生かして、(一時間ではありますが)、出来るだけ皆さんの声にお応えできるセミナーにしたいと思っていますので、よろしくお願いします!(次回11/21のセミナーはおかげさまで定員に達しましたので、応募を締め切らせていただきました。)

2012~2013年『早朝営業会議エピソード』INDEX
2012年
【4月度】春一番『経営戦略会議?』がスタートhttp://www.fujii-net.com/?p=176
【5月度】第2回目の経営戦略会議に初めて参加http://www.fujii-net.com/?p=182
【6月度】第3回会議テーマは「ネット営業の深化」http://www.fujii-net.com/?p=192
【8月度】『クライアン島アプローチマップ』(?)作りましたhttp://www.fujii-net.com/?p=225
【9月度】第6回会議で無料編集セミナーを決めるhttp://www.fujii-net.com/?p=233
【10月度】第2回『肌で感じる編集セミナー』充実策を議論http://www.fujii-net.com/?p=237
【11月度】『肌で感じる広報紙編集セミナー』の運営を検証http://www.fujii-net.com/?p=250
【12月度】新年は2種類のセミナーを企画http://www.fujii-net.com/?p=254
2013年
【5月度】広報セミナーの名称を改めましたhttp://www.fujii-net.com/?p=283
【6月度】フジイ企画『紙ブログ』の復刊を決定http://www.fujii-net.com/?p=292
【8月度】『紙ブログNEWS』をお届けするために…http://www.fujii-net.com/?p=302
【9月度】『紙ブログNEWS』読者目線で3号目の見直しhttp://www.fujii-net.com/?p=318
【10月度】編集方針をハッキリ!読み物としての『紙ブログ』をhttp://www.fujii-net.com/?p=323
【11月度】『紙ブログセミナー』の継続と『街ゼミ』を提案http://www.fujii-net.com/?p=333
【12月度】『紙ブログセミナー』2014年新規企画を検討http://www.fujii-net.com/?p=337



コミュニティ紙『三国の丘からの風』編集会議に参加しませんか?

  地域コミュニティ紙『三国の丘からの風』2012年秋号がこのほど発行され、ようやく丸2年(10号)を超えました。この『三国の丘からの風』は、『けやき通りまちづくりの会』を主体に、地域の活性化と町づくりを目指して、三国丘中学校区内一帯という非常に狭いエリアを限定して配布しているコミュニティ紙で、これまで年4回(春夏秋冬)を基本に発行を続けています。

「街づくり」を目指した交流紙として
 このコミュニティ紙の発刊の趣旨は、単に地域に暮らす人々との交流というだけでなく、いわゆる「まちづくり」「地域活性化」という目標があり、「商店」「工場」を含めた様々な方々同士の地域での交流を通じ、本来の意味での地域(経済)の再生を目指しています。特に地域で日々「営業」されている方々にこそ、意味のあるものでありたいと考えています。発行地域は狭いエリアであるが故に、地域の皆様のご意思とご協力により継続発行が成り立っております。

 そこで次号企画(2013年1月発行)に、
●たくさんの方の声を反映するために、編集会議に広くご参加を呼びかけます。
●そして、地域活性化に関心のある(お考えのある)スポンサーを募集します。
 …ということで一度、紙面づくりに参加してみませんか? このエリアの方々だけでなく、地域でまちづくり活動をされている方やご興味のある方など、幅広くご意見をお伺いしたいと考えています。
 

公開編集会議のご案内

日 時 2012(平成24)年11月26日(月)
     13:00~15:00
会 場 編集プロダクションフジイ企画事務所内
定 員 10名程度    参加費 無料
内 容
 1.地域『営業』に役立つコミュニティ紙について
 2.交流とまちづくりのためのご提案
 3.『三国の丘からの風』2013年1月号企画案検討
 下記の連絡先に、ご意見、ご参加のご意思、またご要望などお寄せ下さい。今後、様々な方法で参加しやすい態勢を考えていきたいと思っております。
フジイ企画内「三国の丘からの風 制作部」まで
堺市堺区柳之町東1-1-7 A203  Tel072-227-2790
Mail info@fujii-net.com  フジイ企画HP http://www.fujii-net.com



カラー面、モノクロ面の割り振りって意外と難しい!? [編集サロン23]

 11月5日(月)、私たちのお得意様である羽曳野市の小学校PTA広報委員のSさんとMさんが、次号の入稿前のご相談でフジイ企画事務所へお越し下さいました! 弊社が担当しているこの小学校では、これまでずっとモノクロで印刷をしていたのですが、次号より1・4面をカラーで印刷することになりました。今回「どの記事をどこに配置しようか…」ということで、新しい紙面構成についてのご相談でした。

 
主な紙面内容をちょっとご紹介
 ネックは1面と4面という「部分的」カラーなので、紙面の振り分けに関することですね。この小学校のPTA紙はタブロイドの4ぺージ。今回の主な記事内容は運動会特集(写真集)、PTA講演会、PTAに関するアンケート特集など。
 
ん? 結局、モノクロの時と変わらぬ紙面構成!?に
 最初は、今回はカラーだから運動会のような、写真の多い目立つ記事をカラーの面へ持って行こうかというお話になったのですが、そうすると内側の2・3面が少し寂しい感じになってしまいます。逆に、アンケート特集など表・グラフなど「中身を読ませる」記事に関してはカラーである必要がなく、むしろ白黒の方が好ましい場合も…。講演会の様子は記事中心だけどイメージ写真(サロン第20回参照)は大きく使いますよね。…ってことで結局、1面トップはPTA講演会の記事と写真で構成することに…。これって皆様には分からないけど、モノクロの時のレイアウトと基本的に変わらなかったのです。
 
カラーかモノクロかという意識より「全体の紙面構成」をまず検討
 カラーと白黒が混在する紙面の場合、判断材料と選択肢が複雑で、より記事の内容や性質をみて、レイアウトを判断しなければならないのですね…。でも、そもそも紙面構成を企画段階できっちりとバランスが取っていれば、突然カラー化となってもあまり難しくなく、結局良い紙面ができるということを、打ち合わせに出席しながら私自身も学ばせて頂きました。
 
 今回、広報担当のお二人とお話する中で、「いいものを作りたい」という熱意がとても伝わってきました。我々もその気持ちに応えられるよう、精一杯頑張ります! な)



11月4日『大阪商工交流会』第3分科会で報告しました

  きのう(11月4日)の日曜日、大阪天満橋のOMM(大阪マーチャンダイズ・マート)ビルにて『地域経済の循環で「なりわい」の再生』というテーマで大商連主催の『大阪商工交流会』が開催されました。第一部は京都大学教授・岡田知弘氏の講演、大震災被災地岩手の報告に引き続き、午後の第3分科会で3人の報告者の一員として参加させていただきました。

 分科会は『明日へのつながりの力、「ほんまもん」への共感』というテーマで約3時間、参加者の皆様とディスカッションさせていただきました。
 
キーワードは「ほんまもん」への共感
 国産のイ草にこだわり、安売り競争に巻き込まれず、地域密着の経営を進めていて、時間と手間をかけ本物の良さを追求。『畳屋兄ちゃん通信』で本物の良さと「自分」を発信している『ゴトーたたみ製作所』の後藤孝雄さん。
 公正な取引を継続することによって、アフリカや中南米などの貧困を改善し生産者を支援するフェアトレードショップ『assha』を経営する阿字地千佳子さん。
 2人の方の報告は、単にいい商品というだけでなく、「商売を通じた本当の自分の居場所」「お客様との共感の創造」「地域でのネットワークづくり」など、しっかりポリシーを持って取り組まれているお話を聞き、かなり緊張させられてしまいました。
 
フジイ企画の編集サロンの紹介もしました
 当方は『肌で感じる広報紙編集サロン』へ至ったこれまでの経過と仕事のスタンスなどをお話させていただきました。主催者の皆様には良い勉強の機会をいただきありがとうございました。

 



第3回『肌で感じる広報紙編集セミナー』のご案内です。

  『肌で感じる広報紙編集サロン』小冊子版発刊記念としてスタートした『肌で感じる広報紙編集セミナー』(弊社ブログ内にて現在も連載中)も今回で第3回を迎えることとなりました

 これまで、PTA広報ご担当者様をはじめ様々な業種の方々がご参加下さり「読むだけでは分からない事がよく分かった」「参考になった」とのご感想を頂いております。
 第3回セミナーは内容をより充実させると同時に、広報紙以外でチラシ、ポスターづくりなどについても皆様のご要望に沿って進めて参りたいと思います。また、これを機会に皆様同士の交流も深めていただきたいと思いますので、ご是非お気軽にご参加下さい。
 

日 時 2012(平成24)年11月21日(水)

     18:00~19:00
会 場 編集プロダクションフジイ企画事務所内
定 員 8名    参加費 無料
内 容 1.『肌で感じる編集サロン』のミニ講座より
     (1)写真のトリミング第2弾 編集者は編集意図を持って
     (2)『5W1H』さえ守っていたらすべて『いい記事』!?
     (3)紙面にメリハリをつける…責任重大な編集者の視点
    2.皆様からのご質問、ご要望にお応えするコーナー
テキスト  『肌で感じる編集サロン』小冊子をご持参下さい。(お持ちで
    ない方は無料でご提供しますのでお問い合わせください。)
 
 
2013年新春には第4回編集セミナーと新年交流会を予定しています!  
(詳細は追ってブログ・Facebook等でお知らせします)
 
お申込み方法
以下のアクセスで「お名前・ご住所・お電話番号・ご参加人数」をお願いします。
【Facebook】ぜひ『いいね!』をお願いします!
【当社HPのメールフォーム『なんでもメール』
【E-mail】info@fujii-net.com 
【お電話】フジイ企画TEL:072-227-2790(受付時間:平日 10:00~17:00)



堺『けやき通り文化の集い2012』が 11月4日(日)に開催

 『けやき通りまちづくりの会』は11月4日(日)に『けやき通り文化の集い』を開催します。この文化の集いは今秋で10回目。三国が丘地域の交流を図るとともに、今回も東日本大震災の被災地の復興を支援するイベントも行います。会場は「けやき通り」をはさんで下記の地域一帯です。イベント詳報は11月3日発行の『三国の丘からの風―号外』にて。(朝日、毎日、読売、産経の4紙に地域限定で折り込み)詳細はこのチラシをご覧ください。(地域外の方は『まちづくりの会』もしくはフジイ企画へお問い合わせください)

 

*2012音楽祭

 □会場「旧天王貯水池」9:30~13:35
 (雨天時:三国丘小講堂にて開催)。
*絵画優秀作品展示 三国丘・榎小学校児童作品の中より
 □展示場所 旧天王貯水池内 
   (12/13~12/20に市役所高層館1階ホールでも展示します)
*我が町幸せメッセージ・東日本大震災復興祈念灯篭の制作
 □制作場所 旧天王貯水池内(雨天時は三国丘小学校)
 10:00~16:00 ボーイスカウト堺第4団と一緒に制作(無料)
 17:00 旧天王貯水池敷地内に献灯
*プレゼント抽選会 14:20~15:30(予定品物が無くなり次第終了)
 提供…けやき通り界隈の店舗・事業所
*造形展 「NPO法人アートのある街づくり会」の造形作家による作品展示
 10月28日(日)~11月4日(日)10:00~16:00 (雨天公開)
*フリーマーケット  
 10:0016:00(雨天中止) □会場 けやき通りEH㈱駐車場 (「頭」スッキリおもしろコーナーもあります!)
*貯水池・まちあかりイルミネーション
 大阪府立三国丘高校美術部
 デザイン(11月6日~12月25日)
*三国の丘の文化遺産12史跡めぐり
 □集合時間・場所 JR堺市駅9:009:20の間 □募集人数 70名

 
けやき通りまちづくりの会について
平成13年に地域の一般市民によって発足した市民団体です。主な活動として、ゴミのない花で彩られた景観づくりや歴史遺産を生かしたまちづくりを目指しています。現在委員会として歴史遺産活用委員会、花づくり・人に優しい道づくり委員会、地域交流委員会などの委員会があり、それぞれの活動を行っています。一般会員も募集していますので是非ご参加下さい。

『三国の丘からの風』編集委員募集中
 まちづくり運動の一環として、現在、地域情報誌『三国の丘からの風』を発行しています。今秋、第10号まで発刊いたしましたが、今後の継続には皆様のお力が必要です。まちのあれこれの話題、告知など地域に暮らす人々ならではの情報を持ち寄って、地域ならではの紙面をつくっていきたいと思います。今回は既報の通り、編集委員の募集と同時に編集会議を公開していきたいと思いますので、皆様のご参加をお願いいたします。



写真アルバム?になった「特集面」を考える [編集サロン22]

20121029

 『イメージ写真』と『スケッチ写真』の違い、おさらい

 再度再度、写真中心の特集面のお話。第20回サロンで『イメージ写真』と『スケッチ写真』のお話をしました。フジイ企画流カテゴリー分けで言えば、報道記事に使用されている写真は基本的にイメージ写真。じゃあスケッチ写真は何?ということで、学校でいえば『運動会』『文化祭』など、組織のイベントの『記録=写真集(アルバム)』だと簡単にお話しました。
 
写真特集は他の記事とは「ちょっと違うもの」として!?
 まだちょっと分かりづらいかもしれませんが、私たちの立ち位置をお話しますと『イベント写真集(複数写真)』(=スケッチ写真)などの特集記事が入稿した場合、その時点で私たちは報道(新聞)記事・写真(=イージ写真)と区別しています。つまり、新聞ではなく別発行の『卒業アルバム』や『イベント報告集』のような単発の『記録集』の集合体になったと解釈しなおして、「ちょっとちがうもの」としてレイアウトします。
 今回はこうした「ちょっと違うもの」として捉えた特集面も、紙面の性格によって、さらにレイアウトの基準が変わりますよ…というお話です。
 
写真でメリハリつけれらない場合は…
 前回『イベント写真(スケッチ写真)集』はメリハリ(大小強弱)をつけてより臨場感のある紙面上のレイアウトを考えましょう…とお話しましたが、これは全ての写真主流のページに当てはまるでしょうか?
 同じ複数写真を使用した写真集(特集)でも、写真でメリハリ(大小強弱)をつけたらまずい写真がありました。例えば『スタッフ━それぞれの職場紹介(写真集)』、『参加者全員の横顔特集』、『みんなの意見━対談集』、『卒業生全員集合━それぞれの一言』など。レイアウトがかりに平板に感じたとしても、写真で大小をつけたらまずいですね。
 
ここは編集者の見識をもって見出しで勝負
 編集者(デザイナー)は自己都合で意味なく差を付けるのはNG。同等に扱うべき内容で大きさなどに差があれば、読者は意味を求めます。つまりは記事の内容と写真の扱い方に見識ががないことはしてはいけません。じゃあこんな場合どうしますか? 全体をバランスよく見渡し、2:1:1の黄金律(サロン1)を考えて、やっぱり見出しで勝負するのが一番ですね。
 
★★★★
 秋が深まってきましたね。もうすぐ紅葉が見られる季節になりました。この間、当社では色々な小さな取り組みがあってこの『サロン』もしばらくご無沙汰でした。すいません。皆様のご質問を中心にこれからもこれをメインに続けます。『肌で感じるセミナー』ともに、よろしくお願いします。