広報紙発行は独自アイデンティティ形成に威力【第8回“紙ブログ”広報セミナー2014】

 9月も後半となり、夜はだいぶ涼しくなりました。2014年の『紙ブログ広報セミナー』も第8回目(9/26)となりました。今回も細川さん(ワーカーズコープ)とご一緒に進めさせていただきました。今回のテーマは「自己コンサルティング広報・広報紙発行は広報効果以上の価値」。毎回ホワイトボードにその日のテーマを貼っているのですが、細川さんが開口一番「自己コンサルティング???」。今回はこれまでの流れからこのテーマになったのですが、広報紙発行の目的は自らの企業(団体)の取り組みについて広く知らせることですね。ですが広報紙の効果と価値はそれだけではない。これが今回のテーマです。(な)

 
広報効果(読まれているか)だけを考えると続かない!?
 じゃあどんな効果が?という前に…。本来の広報紙の目的は、会社(団体)の商品・サービスや考え方を広く知ってもらおう…ということですね。ただ、それが読者にキッチリ届いている(伝わっている)かどうかを検証しようとしたら、実をいうとなかなか難しいのです。それが「手間の割に効果が見えない」として皆様が広報紙の発行自体を敬遠する理由の一つかもしれません。でも広報紙づくりづくりの意義はそれだけではありません。
 
広報紙の「記録性」という機能を利用して…
 広報紙の発行の取り組みを、もう少し別の角度で見てみようというのが今回の狙いです。過去のセミナーでもお話ししていますが、広報紙の機能のひとつに「記録性」というものがあります。ブログ・SNSは古いものはどんどん流れてしまいますが、広報紙は手に取れるカタチとして残ります。今回のお話は広報紙を利用して社内のスキル蓄積や、営業戦略作りそのものをやっていこうというものです。
 
「独自戦略」構築や「技術の伝授」「マニュアル」づくりそのものに利用
 広報紙を発行する本来の目的はひとます置いておいて、「自社の技術力アップ」、や「営業戦略づくり」のための皆様の取り組みを考えてみましょう。会社なら新しい時代を見据えて営業企画会議やら社内研修、また「ノウハウのマニュアル化」などいろんな取り組みをされてますね。今回は以前お話しした紙面の『コラム』化を利用して、文字通り「営業戦略作り」や自社の「スキル構築」「マニュアルづくり」にそのまま利用するのです。例えばこの「フジイ企画“紙”ブログNEWS」の中の、『早朝営業会議より』や今書いている『肌で感じる編集サロン』というコラムもそうです。
 
広報紙化で単なる“会議の議事録”を超えた生きた資料に
 『早朝営業会議より』は月に一度社内で行われる営業会議の内容について連載しているコラムです。いくつか読んでいただければ気づかれるかもしれませんが、これは単に会議の議事録ではありません。実際の会議では営業戦略についての到達点や問題点、社外秘の事項や生々しい話もあるのですが、それをそのまま掲載するのではなく、その時々のトピックスや自社特有のやり方や課題などエッセンスの部分を取り出し、加工して掲載しています。

読者の視点を通過する“戦略”や“ノウハウ”の大きな価値
 議事録と違う点とはなにかと言えば、社内で議論して練りこんだ内容でも「一般読者」を想定してポイントを絞って書き直すということです。広報紙として発行するためには、他の人が読んでも面白く・役立つような記事にするべきですよね。そのためには決まったことやノウハウでも内容を整理し、誰もがわかるようにする必要がありますね。この作業は思いのほか、会議のための会議から脱出して自己の振り返りになったり、新たな解決可能な課題が見えたり、そのものがノウハウになってくることになります。

心臓部のコラム化は組織の羅針盤づくりそのもの
 この広報紙の“記録性”という機能を利用して上記のように読者を意識して書いた記事は、簡単にまとめられていて、積み重なれば自身のテキストやマニュアルそのものに(しかも活字化されて)なります。私達も、会議を振り返るときによく『紙ブログ』バックナンバーを見て以前に構築したノウハウや決めごとを検証しながら進めるのです。これをまとめれば一冊のノウハウ本になります。つまり広報紙を継続すること自体が向かうべき方向の羅針盤となり、独自のアイデンティティが形成することにもなるのです。

10月は日程変更になります
 そういったわけで、今回は広報紙の「広報効果」とちがった価値についてお話いたしました。さて、次回セミナーは予定を変更して10月17日(金)18時からの開催となります。2014年度のセミナーも残すところあと2回(10月・11月)となりました。内容は1回ずつで完結するようにしていますので、初めてのご参加でも問題ありません。直前まで受け付けておりますので、ぜひお越しください!


第8回『“紙ブログ”広報セミナー2014』(9月26日)開催のご案内

20140919  こんにちは、段々肌寒くなってきましたね。きのう(9/18)はフジイ企画のホームページ・ブログのリニューアルのために、Nさんにお越し頂き、一緒に検討いたしました。先月の第7回セミナー(8/22)では「ブログカテゴリーから考える紙面企画」というテーマでブログ・SNSをどう活かすか…ということでしたが、カテゴリ分けも含めて、ネットコンテンツの扱いについては私たちも同時進行で取り組んでいます。(な)
 
「“自己コンサルティング”広報―広報紙づくりの広報効果以上の価値」
 さて、告知がかなり遅れてしまいましたが(すみません!)、今月も第8回の『“紙ブログ”広報セミナー』を開催いたします。今回のテーマは「“自己コンサルティング”広報―広報紙づくりの広報効果以上の価値」です。ちょっとわかりにくいかもしれませんが、今まで広報紙づくりの目的と方向性のお話しをしてきましたが、今回は少し発展?して…。広報紙の本来の目的以外、つまり会社(組織)技術、人、スキルなどを伝えるといった「広報効果」以外の組織強化のメリットについて深くみていきたいと思います。この内容は以前から取り上げてきましたが、もう一度深めて皆さんとお話しできればと思います。
 開催日まであまり日数がありませんが、直前まで受け付けています。メールやお電話などでも構いませんので、ぜひお気軽にお申し込みくださいね!
 
 
『“紙ブログ”広報セミナー2014』(8)
日 時 2014年9月26日(金)
     18:00~19:00
会 場 編集プロダクションフジイ企画 事務所内
定 員 8名    参加費 1,000円/1名
内 容 ①「“自己コンサルティング”広報」
      広報紙づくりの広報効果以上のメリット
    ②実践編「皆様の広報紙を考える」
     もしお持ちでしたら、皆様がこれまで発行された広報紙をご持参ください。
テキスト 小冊子『肌で感じる編集サロン』など
会 場 編集プロダクションフジイ企画 事務所内
定 員 8名    参加費 1,000円/1名 
 
 
お申込み方法
以下のアクセスで「お名前・ご住所・お電話番号・ご参加人数」をお願いします。
イベント案内で発信しています。facebookご利用の方はここからでもお申し込みできます。
当社HPのメールフォーム】『なんでもメール』
【E-mail】info@fujii-net.com 
【お電話】フジイ企画TEL:072-227-2790(受付時間:平日 10:00~17:00)



紙面製作に“アナログ編集”って表現はおかしい!

 最近当社でも少なくなってきたのですが、機関紙や広報紙をお客様立ち合いのもとで、割付用紙(レイアウト用紙)を使って編集レイアウトする作業があります。新聞工程というのは短納期なので原稿入稿後に即、紙面を確定しなければ、後の工程に差し支えるからです。新聞タブロイド版なら担当1人で4面~8面分を1日で完全レイアウト(印刷仕上がり状態を確定)します。

編集現場に「アナログ」という概念はない
 こうした紙面づくりの現場に当社の新人スタッフや大学のインターン生を、実習として同行させる場合があるのですが、その報告や感想に「アナログ編集現場」「アナログ的…」などの表現がよく出るので甚だ困ってしまいます。編集という作業の理解の度合いが低いので仕方がないかもしれないが、編集現場ではアナログやデジタルという概念自体がナンセンスなので、今一度編集作業の根本的な理解が必要だと感じています。
 
割付作業は最短で“完成レイアウト”を行うこと。
 仕事の流れをお話しするとあたりまえのことですが、新聞の編集(割り付け)作業は当然、原稿締切り直後(それが日単位なのか時間単位なのかは別として)に開始。割付用紙(レイアウト用紙)に記事の流れ、見出しコピーと紙面デザインや文字飾り、写真の大きさやトリミングなどを確定。つまり最短時間で最終仕上り状態を決定することですね。そこでGOサインがでて初めて生産ラインの工程(組版→ゲラ出力→校正→製版→印刷)という手順になります。
 
アナログという言葉が出てくる背景は生産工程のデジタル化?
 アナログという言葉が出てくる背景にはには、技術革新で生産工程のほとんどがデジタル(コンピュータ)化されてきたこと。当然、新聞組版ラインも完全デジタル化されて久しい。アナログとはそれ以外の手仕事の総称として言ってるだけであろうが、編集現場はいかに時代が進もうと人間の頭脳を酷使する仕事であることに変わりはない。必要なのは編集作業の最短の効率追求と紙面の合理性と完結性(確定性)が求められるだけです。
 
背景に「デジタルの方が早い」とする根本的な勘違い
 その勘違いの最たるものと思われるのが、レイアウト用紙を使う手作業よりデジタルの方が早いと思っているフシがあること。編集作業は先にものべたように紙面割(どの面に何の記事を掲載するか)、同じ面でもどの記事をトップにするか、見出しをどのようにつけるか、そのスペース配分と字体とデザイン飾りは…。でもこれはいつでも人の頭脳作業です。ただ(デジタルの方が早いとする)勘違いの元凶と思われるのが、次々刻々入稿する記事の本数確定や文字量の計算です。今でも電卓をつかって…ですね。また写真のトリミングや縦横寸法出しなど。結構厄介でじゃまくさい作業が多いからでしょう。
 
「入力してから」では遅すぎる…どこまでも人の経験とスキル…職人仕事
 でも、紙面のレイアウト現場は、ギリギリの時間で上がってくる原稿がデジタル原稿か手書き原稿かは当然問えません。外部依頼原稿などはファックスや速達なんかで来る。イラストや写真もデジカメデータとプリントの混在。その日(時間内)のうちに紙面レイアウトを確定するのに、まず入力してから…では遅すぎる。「何しに来てるんや」と怒られますよね。だから今も昔もかわらない職人仕事なんですよ。デジタル化するより絶対に早いんです。そんな中での見出し(キャッチコピー)、レイアウト、見えない段階できれいなデザインを確定する。ここではなにより経験、スキルがモノをいう。職人仕事の世界です。



インターンシップ特集で増ページ『紙ブログNEWS』14(10月)号発刊!!

 今朝、通勤途中の公園の側道で「どんぐり」を見つけました!季節の移り変わりをまじまじと感じさせられますね。夜もかなりひんやりしてきましたので、うっかり風邪には気をつけなければいけませんね。秋一番?当社の社報の『紙ブログNEWS』10月号(14号)が出来上がりましたので、皆様にお知らせさせて頂きます。(キョーコ)

インターンシップ特集2ページは学生が作りました
 今号のメインは8月25日~9月5日の期間行ったインターシップ実習特集。今回はこの特集面2ページ増えて特別6ページ建てです。この特集(2・4ページ)は実習カリキュラムに取り入れたもので、紙面企画から面割や見出しレイアウトまで学生が考えました。今回初めての試みでしたが、学生4人でしっかり打ち合わせをしながら思いを紙面に組み込んでくれました。
 
フジイ企画の業務改善の取り組みも掲載
 その他、フジイ企画では新企画や業務改善に取り組んでいます。『紙ブログ』はそんな当社の姿勢をお伝えするのが目的で、『早朝営業会議より』などはその取り組みをまとめたもので、一度ご覧ください。その他のコーナーもそうですが、読者の方に信頼感を感じて頂ける1つのツールにもなれば幸いです。
 
★皆様のお手元にお届けいたします
ご希望の方は、フジイ企画HPのメールフォーム「なんでもmail」に、お名前・郵便番号・ご住所をお知らせください。できればメッセージなどをいただけるとありがたいです。皆様のご意見・ご質問などもお受けしておりますので、よろしくお願いします。(お申し込みはお電話、facebookメッセージ、一般メール等でも結構です。)
10月号フルカラーA4×6ページ(毎月15日発行)



本当に頼りになるHPづくりに着手【2014.9月度早朝営業会議】

 朝晩はかなり涼しくなり、確実に季節が進んでいるのを実感しますね。そろそろ日中のエアコンともおさらばできそう?といった感じですが、まだ少し暑さの残る中、9月度(9月10日)の早朝営業会議を行いました。(キョーコ)

 
 今回の会議は当社にとって生命線のインターネットのお話。これまでブログでもたびたびお話ししてきたことですが、フジイ企画の新規のお客様はほぼ100%ネット受注。社長が商工会議所セミナーで「営業が苦手な会社がやるべきこと…」という内容の報告もしたらしいですが、営業マンが不在になってから営業方針の主軸をネットに切り替えて約2年間。いつも論議の的です。
 
フジイ企画の考え方はいつもブログで配信
 ネット営業の主軸はブログですね。内容は日々の活動、編集にまつわるお話、お客様のこと、社長の考え方などを掲載。これまでカテゴリーの分割・統一などを繰り返して現在のしくみになっています。HP自体は変更が難しいので、ブログが現在のネット営業の“顔”の部分になります。特に『肌で感じる編集サロン』カテゴリーはお客様との交流の場としてちょっとづつ機能し始めてきました。
 
データがたまり続けて管理上の問題が…
 ただ当社ブログシステムは、流行りだしたばかりの2008年の設置。当時一般的だった無料ブログを利用して当社HPとフォーマットを統一しただけのもので、永年の使用でデータが膨大になり、管理上の問題がでてきました。この際HPとブログを統一して当社サーバーに移行するというのがもともとの発端でした。
 
当社を必要とするお客様に届くために
 当社を探して問い合わせをくださるお客様は、他の会社ではできなかったことを求めて来られる方々が主流です。多くは費用より紙面作りのアドバイスなどのコンサルティング体制、途中での変更相談や短納期相談なのですね。当然ターゲットもそういうお客様です。そんなお客様がインターネットで当社にたどり着いた時に、今の仕組みですぐにわかって頂けるだろうか…ということが議論の焦点になりました。
 
本物の主軸になるHPづくりへ本腰
 これまで既存のお客様へのフォローでは要の役割を発揮しているし、新規受注もそれなりの効果は検証できるんだけど、ひとこと…「伸びが少なすぎる」。営業戦略の主軸になるものなので、組み立て自体を変更する必要があるのかも。そうなってくると大変な議論に…。これは「チームで検討会議をするしかない」ということで早朝会議では結論はでませんでした。これから本腰をいれて取り組むことになり現在プロジェクトを立て検討中です。骨格ができ次第、外部の人にも入ってもらうので、ただいま社内の意見集約を随時行ってます。

2014年早朝営業会議エピソード
【2014.1月度】2月から新『編集セミナー』を開催します http://www.fujii-net.com/?p=342
【2014.2月度】お客様が成果を出せる体制をhttp://www.fujii-net.com/?p=352
【2014.3月度】顧客から選別される時代の営業http://www.fujii-net.com/?p=358
【2014.4月度】小さな会社でも責任分担と権限が必要http://www.fujii-net.com/?p=366
【2014.5月度】“よい”より“納得”の紙面と工程づくりhttp://www.fujii-net.com/?p=372
【2014.6月度】お客様の「不安」「不満」に立ち向かう仕組みづくりhttp://www.fujii-net.com/?p=376
【2014.7月度】お客様のお悩み解決と紙面の向上のアンケートをhttp://www.fujii-net.com/?p=382
【2014.8月度】“受注時コミュニケーション”マニュアル?http://www.fujii-net.com/?p=389
【2014.9月度】本当に頼りになるHPづくりに着手http://www.fujii-net.com/?p=407
【2014.10月度】「価格表」のHPでの公開を議論http://www.fujii-net.com/?p=765
【2014.11月度】HPのリニューアル=経営指針の具体化と連動!!http://www.fujii-net.com/?p=769
【2014.12月度】新ホームページの枠ぐみができましたhttp://www.fujii-net.com/?p=772



10月26日〝仕事発見〟〝自分発見〟商工交流会を開催

  今年10月26日(日)、藤井寺市民会館において「民商南河内ブロック商工交流会」を開催します。テーマは『仕事仲間とのネットワークづくりで〝仕事発見〟〝自分発見〟』。主催は南河内の6つの民主商工会(松原、羽曳野、藤井寺、美原狭山、富田林、河内長野)です。

 
 長期不況に追い打ちをかけるあいつぐ消費税の引き上げで、地域の中小業者にとってはさらに厳しい経営環境に置かれています。そんな中で、自分たちの商売を守り、新しい時代を見据えた地域に根差した商売のあり方を考えよう…という趣旨で開催されます。
 
 キーワードは“生きがい”と“ネットワーク”。まず自分の商売を見つめ直して、その目的と意義を業者仲間と語りあい、より連携をすることで地域に根差した商売ネットワークを考えようという趣旨です。今回はこうした地域活性化に取り組んでいる業者仲間との経験を交流します。
 
 
民商南河内ブロック商工交流会
●日 時 2014年10月26日(日)13:30時~1630時
●会 場 藤井寺市民会館中ホール
●テーマ 『仕事仲間とのネットワークづくりで〝仕事発見〟〝自分発見〟』
     ①基調報告 ネットワークを生かし地域に貢献する営業活動 
      「ゴトーたたみ製作所」代表 後藤 孝雄 氏
     ②会員からの報告(3名)
     ③分散会 テーマ:「あなたの仕事と生きがいは」
●主 催 民商南河内ブロック商工交流会実行委員会
     松原民主商工会 羽曳野民主商工会 藤井寺民主商工会 美原狭山民主商工会
     富田林民主商工会 河内長野民主商工会


インターン大学生も紙面企画に参加『三国の丘からの風』2014秋号公開編集会議

今回はインターン実習の大学生が参加

 8月29日(金)、『三国の丘からの風』18号の公開編集会議が開催。今回は残念ながらスポンサー企業の方のご都合がつかず、「けやき通りまちづくりの会」から、会長代行の高田さんと、前会長の竹内さんの2名のみの参加。一方、フジイ企画にインターンシップ実習で来ていた大学生4名のうち2名が参加、数日かけて検討してた企画案のプレゼンを披露、活気ある会議となりました。(キョーコ)
 
「まちづくりの会」10数年の思い・歩みも特集も検討
 2001年に発足して10年以上が経過した「けやき通りまちづくりの会」。これまでに多くの歴史遺産を利活用したイベントや勉強会など開催してきました。今回は「その思いや歩みを記事に取り上げるべきではないか」という企画案が出ています。今回は見送りになったもの今後の進め方を「まちづくりの会」でじっくり話し合うことに。
 
若年層をターゲットにした学生企画をプレゼン
 今回の特徴はインターン学生からのプレゼンです。公開会議の数日前、実習の一部として学生4名(全員【女の子♡】)で編集会議を開き提案事項を書き出してました。もっと若い年齢層に読まれる紙面づくりとして「子供の特集」、「読者参加型の紙面」。具体的にはテーマを決めた写真の投稿や、読者の感想や意見を求める記事を掲載するなど。実現するには、多方面の方の力を借りなければならないのですが、今後も論議することになりました。
 
堺の文化財保護と刑務所のつながりも掲載
 もう一点は、『三国の丘からの風』紙面の印刷でお世話になっている大阪刑務所への訪問。目的は11月の『矯正展』の告知記事のためでしたが、今回は特別に学生とともに所内を取材。府の無形民俗文化財「堺緞通(だんつう)」制作現場を見学して、地域文化の保存と刑務所のつながりなども紙面掲載することになりました。
 
公開編集会議でぜひ斬新なご意見を

 今回はインターン学生の参加もありましたが、編集会議は読者の方を含め関心のある方に公開しています。初めて方も紙面参画にご協力いただければ幸いです。
 今回はご報告の掲載が遅れてしまったことをお詫びいたします。



最後は、新聞編集の現場を実習体験[Internship2014news最終(第12)号]

 みなさんこんにちは、浦夏菜です。まだまだあると思っていた実習期間も9月5日で最終日を迎えました。インターン研修のラストは、編集現場での実習。神戸にある兵庫県土建一般労働組合の「建設ひょうご」という月刊新聞です。実際の割り付け作業をするということで、社長に同行して、インターン生4人全員で朝から1日訪問しました。

 
教宣部の方々と交流しながら紙面づくり
 到着してからまずは兵庫土建の教宣部の方々と名刺交換をしました。兵庫土建の担当は平井さん、横山さんと石上さん。名刺交換ももうそろそろ手慣れてきたかな?(笑)。そのあとすぐに作業開始でした。『建設ひょうご』はタブロイド判の新聞。通常は4面ですが、今回は大会特集があって6面ということで、いつもより多いのです。
 
『エトキ(写真説明)』と『見出し』つけなどを体験
 最初は社長が割り付け用紙に何か書いているのを眺めるだけ。何をやっているのかはよくわからないまま時々指示されたことをやっていただけでした。作業をしていくうちに自分がやっていることの意味もわかってきましたが、主にやったことは「エトキ」という写真説明を考えることと、記事に見出しをつけること…など。新聞のレイアウトがだんだん形になっていく様子を見るのは楽しかったです。
 
1日で新聞6ページの完全レイアウトをするために…
 割り付け作業を手伝っていて一番驚いたのが、作業のほとんどがアナログな手作業だったことです。もっとパソコンなどを駆使したデジタルな作業を想像していました。社長曰くお客様支給の原稿には、ワープロのほか手書きやファックス原稿、プリント写真、手書きイラストなど混在。1日で6面すべての紙面を、字数も含めて完全確定のレイアウトで見ていただくには、今でもこれ以上に早い方法はないでしょ。手書き原稿をまず入力してから…字数確定なんてやってたら、入稿日の1日ですべての完成ページ見てもらうことはできません。確かに社長のペンとものさしの動きはめっちゃ早かったです(笑)。
 
帰りの車の中では熟睡
 作業が終わってからは社長の車で会社まで戻りました。朝早かった(前夜の食事会で飲みすぎ?)こともあってか、インターン生みんな車の中で熟睡(笑)。社長に運転してもらっているにも関わらず寝てしまって申し訳なかったです。
 
訪問先の皆様、この2週間ありがとうございました。
 会社に戻ってからはこのインターンシップの総まとめをしました。思えば二週間はあっという間で、もう終わってしまったのだという実感が湧きません。2週間本当にいろいろなことをさせてもらいました。ここで学んだことを忘れず、今後に活かしていきたいと思います。フジイ企画の皆様、インターンシップ中にお会いした皆様、そしてこのブログを読んでくださっている皆様、本当にありがとうございました。

写真=(上)割付用紙に見出しをつけて…(下)作業終了。兵庫土建教宣部の横山さんと

「インターンシップ2014NEWS 『ヨンコイチ』」CONTENTS
第1号「インターンシップ今年は4人でスタートです」http://www.fujii-net.com/?p=390
第2号「ブログタイトル『ヨンコイチ』作りました」http://www.fujii-net.com/?p=391
第3号「私達がつくる“インターンNEWS”編集会議!!」http://www.fujii-net.com/?p=392
第4号「地域紙『三国の丘からの風』に学生企画を!http://www.fujii-net.com/?p=393
第5号「プレゼン資料づくりと社内での研修」http://www.fujii-net.com/?p=395
第6号「売れるしくみ・ノウハウ伝授セミナー』」http://www.fujii-net.com/?p=396
第7号『三国の丘からの風』編集会議で学生企画を提案!!http://www.fujii-net.com/?p=398
第8号「初めての外勤でお客様を2件訪問」http://www.fujii-net.com/?p=399
第9号「名刺交換とお客様からの特別講義」http://www.fujii-net.com/?p=400
第10号「地域とのつながり…大阪刑務所内の取材体験!!」http://www.fujii-net.com/?p=401
第11号「今夜は食事会! さあ終盤、あと1日は現場実習です」http://www.fujii-net.com/?p=402
最終号「最後は、新聞編集の現場を実習体験」http://www.fujii-net.com/?p=403



今夜は食事会! さあ終盤、あと1日は現場実習です[Internship2014news第11号]

20140905_01 こんにちは、田中望美です。インターンシップが始まって9日が経ちました。もうすぐインターン実習も終わりで、寂しい気持ちです。さて、昨日(9月4日)は先日取材に行かせていただいた、大阪刑務所さんの見学記事を書きました。大阪刑務所さんで聞いた話は全て貴重なもので、どんなことを記事に書こうか悩みましたが、なんとか完成。次号(10月発行)の『三国の丘からの風』第18号に掲載予定ですので、ぜひご覧ください!
『紙ブログNEWS』制作いよいよ大詰め
 そして同時進行で、『紙ブログNEWS』で私たちインターシップ生が担当させていただいているページの見出しの文言を考えていました。見出しは今週に入ってずっと考えていたんですけど、なかなかいいのが思い浮かばず…。みんなで案を出し合ってもピンとこず、私も家や帰りの電車で考えても思い浮かばず、見出しに関しては本当に悩みました。それでもやっと思いつき、完成しました!! こちらも次号(9月中旬発行予定)の『紙ブログNEWS』第14号でチェックしてください!
 
綺麗な夜景を眺めながらみんなで食事会
 仕事が終わってからは、大阪城公園近くの「パノラマスカイレストランアサヒ」にてお食事会を開いていただきました。以前の写真を見せて頂いたら、すごい夜景が綺麗なところだったので楽しみでした(笑)。道中はビルのところまでインターン生4人で歩いて行ったんですけど、最初は行くビルを間違えてしまいました。マップのアプリで調べながら歩いていたのに!! 18時に予約をしていてくれたのですが、少し遅れてしまいました…。
 お店の場所は、なんとビルの最上階の26階! 中の雰囲気もすごいよくて、デザインも素敵で、こんなところでご飯を頂いてもいいのかと戸惑いました。料理も飲み物もおしゃれでおいしくて、さらに極めつけは夜景。大阪の夜の街がすごい綺麗で、みんなで写メを撮りまくりました。大阪城もライトアップされていて、この日のことは忘れられない一日になりました。
 
最終日は編集の現場実習、頑張ります!
 このようなことをしてくれる会社さんは他にないと思います。さらにインターンの実習で社員スタッフと同じようなことをさせていただいて、私にとって貴重な経験でした。いよいよ最終日は編集の現場実習です。あと1日頑張ります!

「インターンシップ2014NEWS 『ヨンコイチ』」CONTENTS
第1号「インターンシップ今年は4人でスタートです」http://www.fujii-net.com/?p=390
第2号「ブログタイトル『ヨンコイチ』作りました」http://www.fujii-net.com/?p=391
第3号「私達がつくる“インターンNEWS”編集会議!!」http://www.fujii-net.com/?p=392
第4号「地域紙『三国の丘からの風』に学生企画を!http://www.fujii-net.com/?p=393
第5号「プレゼン資料づくりと社内での研修」http://www.fujii-net.com/?p=395
第6号「売れるしくみ・ノウハウ伝授セミナー』」http://www.fujii-net.com/?p=396
第7号『三国の丘からの風』編集会議で学生企画を提案!!http://www.fujii-net.com/?p=398
第8号「初めての外勤でお客様を2件訪問」http://www.fujii-net.com/?p=399
第9号「名刺交換とお客様からの特別講義」http://www.fujii-net.com/?p=400
第10号「地域とのつながり…大阪刑務所内の取材体験!!」http://www.fujii-net.com/?p=401
第11号「今夜は食事会! さあ終盤、あと1日は現場実習です」http://www.fujii-net.com/?p=402
最終号「最後は、新聞編集の現場を実習体験」http://www.fujii-net.com/?p=403



地域とのつながり…大阪刑務所内の取材体験!![Internship2014news第10号]

インターン生の大島です。このブログを書くのも3回目になりました。少しは慣れたかな……? 8日目は、これまでご報告の通り地域誌『三国の丘からの風』最後の仕事。スポンサーの喫茶アトラス珈琲さんに挨拶に伺った後、メインイベントの大阪刑務所に取材。本来の目的は11月8~9日の『矯正展』の告知記事の取材。それと同時に担当の京砂さんが刑務所紹介の特集を提案したため、今回は刑務所さんのはからいで見学が実現したそうです。

刑務官の方は学生の質問攻めにもすごく丁寧な説明を
 今回はカリキュラムとして入れてくださったので、私は『三国の丘…』の学生まとめ役としてかなり緊張。実は刑務所というと殺伐としていて恐い人ばかりなイメージを持っていたのですが、実際対応してくださった刑務官の皆様は本当に丁寧な方ばかり。用意していた質問事項は多かったのですが、どんな質問にも細かく説明してくださいました。
普通は入ることのできないエリアへの取材に緊張
 二重ロックを開けていざ所内へ。特有の緊張した空気感も相まって、見学中は常に体がシャキンとしていたように思います。テレビや小説でしか見ることのできない異世界のような場所がそのまま現実に存在し目の前に広がっているという事実が、それだけで衝撃でした。
 
素晴らしい堺の伝統工芸品を引き継いで
当然、実際の作業風景は見ることはできなかったのですが、もうひとつ衝撃だったのが、被収容者さんが所内での仕事として制作している日本の伝統工芸品が素晴らしかったこと。途絶えてしまうような伝統工芸品を刑務所内で保存、被収容者さんに受け継いでいるとのこと。これが地域と大切なかかわりになるのでしょうね。
 
皆様にきちんとお伝えできるよう頑張ります
 今回は、『三国の丘からの風』の取材のためでしたが、質問攻めしてしまいました。特に矯正処遇官の庄内谷さん、案内してくださった矯正処遇官の長田さん、ひとつひとつ本当に真摯に対応して下さって本当にありがとうございました!一生にそう何度も経験することのできない貴重な体験でした。最後の仕事は、3人が取材した記事を一つにまとめて一つにする作業です。皆様にきちんとお伝えできればうれしいと思って、がんばってます。

「インターンシップ2014NEWS 『ヨンコイチ』」CONTENTS
第1号「インターンシップ今年は4人でスタートです」http://www.fujii-net.com/?p=390
第2号「ブログタイトル『ヨンコイチ』作りました」http://www.fujii-net.com/?p=391
第3号「私達がつくる“インターンNEWS”編集会議!!」http://www.fujii-net.com/?p=392
第4号「地域紙『三国の丘からの風』に学生企画を!http://www.fujii-net.com/?p=393
第5号「プレゼン資料づくりと社内での研修」http://www.fujii-net.com/?p=395
第6号「売れるしくみ・ノウハウ伝授セミナー』」http://www.fujii-net.com/?p=396
第7号『三国の丘からの風』編集会議で学生企画を提案!!http://www.fujii-net.com/?p=398
第8号「初めての外勤でお客様を2件訪問」http://www.fujii-net.com/?p=399
第9号「名刺交換とお客様からの特別講義」http://www.fujii-net.com/?p=400
第10号「地域とのつながり…大阪刑務所内の取材体験!!」http://www.fujii-net.com/?p=401
第11号「今夜は食事会! さあ終盤、あと1日は現場実習です」http://www.fujii-net.com/?p=402
最終号「最後は、新聞編集の現場を実習体験」http://www.fujii-net.com/?p=403