『社報』でも意識するのはお客様ではなく一般読者【第7回紙ブログ広報セミナー】

広報紙発行で『企業文化』ができあがる

 10月25日の『小さな会社の紙ブログ広報セミナー』ですがは先月はお休みしてしまったため、久しぶりのセミナー開催となりました。台風が接近する中、建設コープの細川さまがお越し下さいました。今回のテーマは『価格勝負をしない営業法【会社の人・社風を伝える】②』。第2回目になる今回は『広報紙の「信頼」を勝ち取る』ための実践編で、自社の広報紙を振り返って一つひとつ本音で検証していく作業を行いました。(な)
 
広報紙(社報)を発行する本音を考える?
 これまで色々お話しましたが、原点に戻ってまず一番始めに、広報紙を発行する理由を考えてみましょう。これから発行される方も、発行されている方も、本当のところ、どういう目的・意図で発行するかハッキリさせてますか。企業の本音の部分として『売上を伸ばすため』といった目的で構わないのです。『営業周りで使用したい』から『会社をのポリシー』や『会社の技術』を知ってほしいということがあっても、まず率直にこの目的・意図をはっきりさせてから「発行スタイル」を導いていきます。
 
『本当に伝えたいもの』を考えてみる。
 これまで色々な角度から、社報(広報紙)は『広告チラシではない』というお話をしましたが、社報である限り、最終的にはやっぱり営業ツールでしょう。その『売上を伸ばす』という最終目的を念頭に、次に「伝えたい」何かを探ります。それは自社のお客様が自社の何に満足しているのか、自社の価値は何なのかです。そしてそこから『本当に伝えたいこと』を整理し、紙面の骨格を考えます。具体的には『こんな技術がある』『こんな社内風土がある』など。
 
『営業方針』と紙面の『編集方針』は全く別
 そこで初めて紙面企画を立てることになりますが、ここで大事なことがあります、営業方針と紙面の『編集方針』とを混同しないようにすることです。営業戦略を立てるとき、営業先を(既存客・見込み客・休眠客など)分類してターゲットを決定しますが、編集方針はそれとは異なり、誰にでも読んでもらえる紙面企画を考えることが大事です。顧客を意識しすぎた紙面は、どこか媚を売っているような内容になりがちで、そういった紙面は編集側にとっても読者にとっても面白くなくなっていきます。
 
『社報』でも意識するのはお客様ではなく一般読者
 つまり、『社報』とはいえ広報紙はそれ自体の独立した価値と機能を持っているので、例え営業的に使われるとしても、広報紙の価値は会社の商品価値に依拠しません。『読者』を意識した視点が必要なのです。自分たちが伝えたいことを念頭に置きつつ、普通の一般読者を意識した紙面づくりを目指すことで、それは自然と真実味のある面白い紙面になります。お客様を強く意識した発行物の一つに「商品チラシ」がありますね。お客様も含む一般読者にも楽しみにしてもらえる刊行物が「広報紙」だと区別して、どんな内容なら読者は読んでくれるのか?共感を得られるのか?といった視点が、広報紙発行には非常に重要です。そこを一つひとつ検証していきましょう。


アフターファイブの編集会議

  きょう(10月24日)、午前中は9月議会が終了した議員団ニュースの編集会議で生駒市へ。お昼はから富田林。役所へ仕様変更のための見積もり交渉。事務所に戻ってから少し事務処理。そして夕方、お忙しい小学校PTA広報委員さんと打ち合わせのため、羽曳野市へ。

 事情によって変わる!?
 外出の多いときに感じることは、同じような仕事でも、それぞれお客様ごとに、また状況によって事情が変わります。お客様の事情が変わるとコチラの事情も変わります。つまり、お話しする内容も変わります。時にはUターンで正反対のことをいうことも…。

セオリーを超えたところにあものは
 よく『腹で理解』?『行間を読む』? それが常にセオリーを超えたところにあるのは面白い。 誰がやっても同じ答えは出ないのです。クリエイティブ(という言葉は好きではないが)とは、答えのない世界に立つことですね。ここから新しいものが生まれる…これが職人のコミュニケーションメソッド?
写真=小学校PTA広報年末号の打ち合わせ第一弾スタート。(羽曳野市のコミュニティーセンターにて)



『編集方針をハッキリ!読み物としての『紙ブログ』を【2013.10月度早朝営業会議】

  今年は台風が多いですね。このハイペースでいくと、最近の10年で最多となる可能性があるそうです。特別警報が発令されるほどの最近の自然災害威力。これ以上大きな被害は出て欲しくないですが、自分の身を守るため、常日頃から危険回避のアンテナを張っておきたいですね。

 さて、今月の早朝営業会議(10月9日)ですが、フジイ企画の社報『紙ブログNEWS』の編集方針について論議しました。実は、今回で4回目の発行となるのに、1面に持ってくる記事がすぐ決まらなかったのです。もちろん、今回は社長が入院中だったこともありますが、社長がいなくてもある段階まではできていなければならないはず…。スムーズに編集作業ができないのは何故? 
 
誰に向けて書いているの? 
 前回の会議を経て、読み手に取って親しみやすい紙面に改善できているとは思うのです。しかし、今の内容では、フジイ企画にどんな社員がて、どんな仕事をしているかの風景が伝わるだけで、フジイ企画が提供できるサービス内容が具体的に伝わっていないのでは…? それと、誰に向けて書いているの? これは発行方針の不安定性だと社長自身が指摘。それを今一度確立し直してから、常にそれを基礎とした編集企画が必要だ…という流れになり、またまた大改革の嵐が吹き荒れました。
 
全体を通じて『仕事に対する考え方』をキッチリと
 ここで論議になったのが『社説』というキーワード。新聞社では、その新聞のスタンスが現れるのが『社説』にあたります。つまり、私たちの進むべき方向や仕事に対する考え方そのものを伝えられる紙面づくり。今までもあったのですが、確かにそれをキッチリ柱にすれば今までの不安定感の原因を払拭できるかも…。『紙ブログNEWS』にも、この柱を軸に読み物としての“重み”を持たせる… ということで、社長のコラム中心とした、編集企画のリニューアル(?)が決まりました。
 
お客さまだけでなく全ての人に価値のある紙面を
 つまり、この編集方針の変更で、配布ターゲットも今までの『継続客』やら『見込み客』やらという、マーケティング手法的な『呪縛』から離れることになり、読んでもらえるすべての読者(人々)ということで方針転換することに。…というより誰にとっても価値ある内容を深く掘るということです。過激な言い方をすれば『誰にも媚びない』紙面づくりをめざします。
 
これからは『柱』を建ててがんばります。
 そのためにまず、フジイ企画が提供できる価値の部分をまとめてみる。そして、その価値を感じ取ってくださっている方の声を聞く事が重要。ということで、お客様への取材も不可欠となり、さらに編集方針に沿った企画会議もより重みが増すので、私たちも進化していかなけでばなりません。でも編集作業の流れの改善にも繋がって一石二鳥かもしれません!?
 まだまだ発展途上ですが、お客様に伝えられる紙面へと着実に変化しています!これからもお届けに伺いますので、楽しみにしていてくださいね。(キョーコ)

2012~2013年『早朝営業会議エピソード』INDEX
2012年
【4月度】春一番『経営戦略会議?』がスタートhttp://www.fujii-net.com/?p=176
【5月度】第2回目の経営戦略会議に初めて参加http://www.fujii-net.com/?p=182
【6月度】第3回会議テーマは「ネット営業の深化」http://www.fujii-net.com/?p=192
【8月度】『クライアン島アプローチマップ』(?)作りましたhttp://www.fujii-net.com/?p=225
【9月度】第6回会議で無料編集セミナーを決めるhttp://www.fujii-net.com/?p=233
【10月度】第2回『肌で感じる編集セミナー』充実策を議論http://www.fujii-net.com/?p=237
【11月度】『肌で感じる広報紙編集セミナー』の運営を検証http://www.fujii-net.com/?p=250
【12月度】新年は2種類のセミナーを企画http://www.fujii-net.com/?p=254
2013年
【5月度】広報セミナーの名称を改めましたhttp://www.fujii-net.com/?p=283
【6月度】フジイ企画『紙ブログ』の復刊を決定http://www.fujii-net.com/?p=292
【8月度】『紙ブログNEWS』をお届けするために…http://www.fujii-net.com/?p=302
【9月度】『紙ブログNEWS』読者目線で3号目の見直しhttp://www.fujii-net.com/?p=318
【10月度】編集方針をハッキリ!読み物としての『紙ブログ』をhttp://www.fujii-net.com/?p=323
【11月度】『紙ブログセミナー』の継続と『街ゼミ』を提案http://www.fujii-net.com/?p=333
【12月度】『紙ブログセミナー』2014年新規企画を検討http://www.fujii-net.com/?p=337



第7回「小さな会社の『紙ブログ』広報セミナー」(10月25日)のご案内

20131009
 こんにちは。すっかり秋らしく…なりませんね。まだまだ暑いですね。私だけでしょうか…。

 まず初めに、9/25~10/4の間、社長の藤井が入院していたことにより、9/27に予定しておりました第6回セミナーを中止させて頂きましたことをご報告申し上げます。参加のご連絡を頂いていた方々には大変ご迷惑をお掛けいたしました。10月4日、無事復帰いたしましたので、今月は予定通り開催いたします。是非ご参加下さい!
 
 さて、今回のテーマは「価格勝負をしない営業法」です。価格勝負をしない、ということはつまり、「価格」ではなく「自社の技術・サービス」の「価値」を売っていくということですよね。そういった自社の強みや特徴を打ち出すために最適なのが「広報紙」なのですが…。じゃあ「商品チラシ」とどう違うの…!? ここを考えていきたいと思います。
 ご興味のある方はお気軽にご参加くださいね、またこれまで皆様の会社(団体)で発行された広報紙などがありましたら、是非お持ち下さい。詳細は下記の通りです。(な)

「小さな会社の『紙ブログ』広報セミナー」(7)
日 時 2013年10月25日(金)
     18:00~19:00
会 場 編集プロダクションフジイ企画 事務所内
定 員 8名    参加費 1,000円/1名
 
内 容①価格勝負をしない営業法②
   【会社の人・社風を伝える】
   ② 実践編「皆様の広報紙を考える」
     皆様がこれまで発行された広報紙をご持参ください。
 
テキスト 小冊子『肌で感じる編集サロン』など
会 場 編集プロダクションフジイ企画 事務所内
定 員 8名    参加費 1,000円/1名 
 
お申込み方法
以下のアクセスで「お名前・ご住所・お電話番号・ご参加人数」をお願いします。
イベント案内で発信しています。facebookご利用の方はここからでもお申し込みできます。
当社HPのメールフォーム】『なんでもメール』
【E-mail】info@fujii-net.com 
【お電話】フジイ企画TEL:072-227-2790(受付時間:平日 10:00~17:00)



自転車で堺のまちを走ってます![紙ブログ10月号です]

 こんにちは。早朝営業会議でフジイ企画の社報『紙ブログ』の発行が決定。その配布の一部を私が担当することになり、堺東周辺に『紙ブログ』をお届けして、早4回目となります。(キョーコ)

 私は今まで営業という職種についたことがない上に、営業は私には絶対ムリだ!とずっと感じていました。でもこれは営業活動の一環ということもあるにはあるのですが、『お客様との交流』という位置づけで決めたため、取り組みに対する抵抗感がかなり下がり、『お届け』の時に、いろいろな皆様と、できればお話をしてみよう。という気になりました。

 この仕事は以前とは畑違いで私が役に立つことはない…。でも、以前の仕事でも就いたばかりの時には同じ状態でした。 自分のやりたい事と出来ることはなかなか一致しません。やりたい事が出来るようになるまでは、自分に今出来ることを一生懸命します。そうしているうちに、やりたい事が出来るようになっていくだろうと思います。だから今は勉強期間。それにこれは私たちの本業のコミュニティ紙づくりや「街の空気を感じる」材料だと社長に言われて、頑張っているところです。

 やるからには何かしらの結果を残したい。四苦八苦しながらですが、元気に明るくお届けに伺って行きたいと思います! 覚えてくださいね。今後とも、どうぞよろしくお願いいたします!



『紙ブログニュース』読者目線で3号目の見直し【2013.9月度早朝営業会議】

日中はまだ残暑が感じられますが、朝晩は過ごしやすくなりましたね。でも、夏の疲れが出やすい時期になりますから、しっかり睡眠とりましょう!

 昨日(9月11日)は恒例の9月度の早朝営業会議でした。業務・営業態勢を改革すべく、7月から発刊したフジイ企画社報『紙ブログNEWS』は現在第3号を印刷中です。第3回目の編集を終えたこの時点で、紙面企画と配布システムなどの見直しを行いました。
 
ようやく3回の『紙ブログ』ニュースを発行して…
 まず、紙面企画について。これまで当初から連載企画を目的としたコーナー2つについて。『「小さな会社の紙ブログ広報セミナー」報告』はいわゆる活動報告ではなく『肌で感じる広報紙編集サロン』企画の一環として、講義内容から当社の考え方を重点に記載。また『早朝営業会議だより』は、自らの業務改善へ記録と再確認という意味合いもあり、討議内容を凝縮してこれからも引き続き掲載してくことを確認しました。
 
フィードバックのある紙面づくりを考える
 でも一番の論点は読者の視線へのアプローチが十分ではない、ということ。読者からのフィードバックを考えるなら別の面からのアプローチも加えた方が、全体的な紙面バランスも良くなるのではないか?という話になりました。そこで今回新しいコラムを「2つ」立ち上げることにしました! コラム名は現在検討中ですが、ひとつは「新聞の歴史」について、もうひとつは「世の中のトレンド」について取り上げ、できればそれに切り込むコラムを掲載する予定です。取り上げたテーマに対して感じたことを、それぞれスタッフ目線で書いていきます。皆さんが読みたいと思う、心待ちにして頂けるような紙面に改善していきますので、ご意見などをいただけると嬉しいです☆
 
お客様への配布やコミュニケーション方法も検討
 また、現在順次お客様の元へお届けに伺っていますが、出先でのお客様とのやり取りが社内全体で認識できるよう、「配布日報」も分かりやすいものへ改善することにしました。パッと一目見て分かりやすく、その後の連絡事項なども書き込め、さらにお客様の現在の活動状況もすぐ見られる、という点に配慮して改善を加えました。ちょっとしたことでもストレス無く出来ることが日々の作業には大切ですね。
 

 このように、客観的に見直しながらまだまだ進化途中の『紙ブログ』です。というか、永久に進化していかなければならないんですよね。会議という時間・労力は必要ですが、毎回少しずつ前進しています。納得いくものが作れるまで前進あるのみですよね!!(キョーコ)

2012~2013年『早朝営業会議エピソード』INDEX
2012年
【4月度】春一番『経営戦略会議?』がスタートhttp://www.fujii-net.com/?p=176
【5月度】第2回目の経営戦略会議に初めて参加http://www.fujii-net.com/?p=182
【6月度】第3回会議テーマは「ネット営業の深化」http://www.fujii-net.com/?p=192
【8月度】『クライアン島アプローチマップ』(?)作りましたhttp://www.fujii-net.com/?p=225
【9月度】第6回会議で無料編集セミナーを決めるhttp://www.fujii-net.com/?p=233
【10月度】第2回『肌で感じる編集セミナー』充実策を議論http://www.fujii-net.com/?p=237
【11月度】『肌で感じる広報紙編集セミナー』の運営を検証http://www.fujii-net.com/?p=250
【12月度】新年は2種類のセミナーを企画http://www.fujii-net.com/?p=254
2013年
【5月度】広報セミナーの名称を改めましたhttp://www.fujii-net.com/?p=283
【6月度】フジイ企画『紙ブログ』の復刊を決定http://www.fujii-net.com/?p=292
【8月度】『紙ブログNEWS』をお届けするために…http://www.fujii-net.com/?p=302
【9月度】『紙ブログNEWS』読者目線で3号目の見直しhttp://www.fujii-net.com/?p=318
【10月度】編集方針をハッキリ!読み物としての『紙ブログ』をhttp://www.fujii-net.com/?p=323
【11月度】『紙ブログセミナー』の継続と『街ゼミ』を提案http://www.fujii-net.com/?p=333
【12月度】『紙ブログセミナー』2014年新規企画を検討http://www.fujii-net.com/?p=337 



第6回「小さな会社の『紙ブログ』広報セミナー」(9月27日)のご案内

20130902

 やっと涼しくなったかと思えば、また蒸し暑くなったりと、ここ最近は気温の変化が激しいですね。皆様も体調など崩されないようお気を付け下さい。
 さて、前回の第5回セミナーにて「広報紙を発行することによって、社員同士のコミュニケーションが良くなり、社内が活性化する」といったことをお話しました。今回はお客様とのコミュニケーションツールとして活用する方法について考えます。広報紙は「宣伝広告チラシではない」といつもお話していますが、その特徴の一つは双方向のコミュニケーション。お客様との信頼感が生まれれば…ちょっとした工夫でなんとお客様に自社を宣伝してもらうことにもなるのです! 今回は、そのための紙面企画について考えてみたいと思います。
 というわけで、今回で6回目となる「小さな会社の『紙ブログ』広報セミナー」の次のテーマは「お客様に自社を宣伝してもらおう②【顧客とのコミュニケーション】」です。ご興味のある方はお気軽にご参加くださいね。
 また、これまで御社で発行された広報紙などがありましたら、是非お持ち下さい。詳細は下記の通りです。(な)
 
 
「小さな会社の『紙ブログ』広報セミナー」(6)
日 時 2013年9月27日(金)
     18:00~19:00
会 場 編集プロダクションフジイ企画 事務所内
定 員 8名    参加費 1,000円/1名
 
内 容①お客様に自社を宣伝してもらおう②
   【顧客とのコミュニケーション】
   ② 実践編「皆様の広報紙を考える」
     皆様がこれまで発行された広報紙をご持参ください。
 
テキスト 小冊子『肌で感じる編集サロン』など
会 場 編集プロダクションフジイ企画 事務所内
定 員 8名    参加費 1,000円/1名 
 
お申込み方法
以下のアクセスで「お名前・ご住所・お電話番号・ご参加人数」をお願いします。
イベント案内で発信しています。facebookご利用の方はここからでもお申し込みできます。
当社HPのメールフォーム】『なんでもメール』
【E-mail】info@fujii-net.com 
【お電話】フジイ企画TEL:072-227-2790(受付時間:平日 10:00~17:00)



大阪刑務所のOさんが久々の来社…11月9~10日『第26回矯正展』開催

 きのう(8月29日)、大阪刑務所の処遇部作業部門の大島さんが久々に来社。今回は今年11月に開催される『第26回関西矯正展』の事前の広報のためでした。(大島さん、いつもは強面なのですが、この写真はニッコリと…)

 
刑務所とのお付き合いは「地域コミュニティ紙」から
 大島さんとのお付き合いは、もう1年になります。『けやき通りまちづくりの会』が、このを地域の活性化を目指した取り組みの一環として発行しているコミュニティ紙『三国の丘からの風』で刑務所作業製品の紹介記事を2012年7月に掲載したことがきっかけでした。大阪刑務所の所在地は「けやき通り」の北の出口、田出井町に位置します。
 
コミュニティ紙の印刷も地域密着…で
 『三国の丘からの風』は今までもお伝えしたとおり、このを地域の活性化を目指した取り組みの一環として発行し始めたものです。地域の様々な取り組みの他、地域の商店・会社を中心に住民とともに「地域経済サイクルを」という、ちょっと壮大(?)な理念をですが…。
 ならば、印刷も地域密着で…ということで昨年10月からで印刷科のある大阪刑務所でお願いしすることにしました。現在発行されている紙面(第10号以降)は大阪刑務所で印刷されたものです。
 
お互いに訪問することも増えました
 この1年は紙質や製版方式、インクの色調の問題といった印刷にまつわる技術的な課題のほか、刑務所の色々な行事のお話などで、来社されることや、こちらから刑務所へ訪問ということも増えてきました。『三国の丘からの風』では、最近では出来上がった紙面を刑務所の方から地域の世話人方へ直納していただいてます。
 
『第26回矯正展』にご参加を
 今回のご案内は『第26回矯正展』。矯正展は、刑務所や少年院で更生に励んでいる姿を広く一般の人々に紹介し、実科で制作した製品などの展示即売するものです。次号『三国の丘からの風』でもご案内します。

『第26回矯正展』 
主 催 大阪矯正管区・大阪刑務所
期 日 平成25年11月 9日(土)AM10:00~PM4:00
    平成25年11月10日(日)AM 9:30~PM3:30

会 場 大阪刑務所(堺区田出井町6-1)



広報紙づくりで会社全体の行き先が決まる!【第5回紙ブログ広報セミナー】

 夜になってもまだまだ蒸し暑いですね。今月の『第5回小さな会社の紙ブログ広報セミナー』は、「社員間の意思疎通とやる気UP②【社内のコミュニケーション】」といったテーマで、広報紙を発行することによって社員間の意思疎通がアップする、といった内容でした。自社の考え方やサービスの内容などを伝えるための広報紙・・・社内コミュミケーションと一体どういう繋がりが?

 先週8月23日(金)の18時から、ご参加頂いたのは、すっかりおなじみ建設コープの細川さまと、竹山時株式会社の畑中さまの2名でした。今回もセミナーの内容をご報告いたします!(な)
 
●広報紙づくりは大変!? でも普段各部門でやってることの拡張です
 まず、広報紙を作るために。取材に行ったり、記事を書いたり、写真を撮ったり…私たちが「広報紙は簡単に作れる」と言ってる割には、結構手間が掛かりそうですよね。ですが、作業的には日常業務に少し手を加えるだけでいいのです。というのも、普段各部門で行っている業務(例えば製品開発・業務改善・営業会議などなど)を広報化するわけですから、広報紙作りはその業務の延長ということになります。それを文章化する作業はちょっと手間ですが、文章化することで問題点が明確になってきます。そうやって広報紙作りに向かってチームで取り組むので、お互いに意思疎通をはかる必要があり、必然的に社内の人間が同じ方向を見ることになっていきます。
 
●記事にするのを前提とすると日常の一つ一つの業務の意味が深くなる
 例えば「わが社のお客様紹介」といった記事を書く場合、「記事にする」という意識があれば、今まで以上に緊張感を持って営業に臨むことになりますよね。また、そういった記事を書くためには、相手であるお客様についてより深く把握しておく必要もあるので、結果的に営業部門の業務が深まっていきます。逆に、記事にするネタが無いから、記事を書くために業務改善計画を立てる…など、新たな取り組みを始める事例もあります。つまり、「記事にする」ことを前提にすることで、一つ一つの業務が深まり、社内が活性化していくということなのです。
 
●一番大切なことはみんなで自社のことを知ること、すべてそこからスタート
 ところで、前回のセミナー(7/26開催)にて、まず第一に必要なこと、つまり「広報紙を発行する前に、自社の特徴は何かということを明確にしておきましょう」ということをお伝えしました。それに対して参加者の一人が「自分で考えてみたけど、難しい」と。確かに広報紙を発行する前に


インターンシップ終了。皆様に感謝!![Internship2013news第9号最終回]

20130823_01

  みなさま、こんにちは。南出です。

今日(8月22日)で計7間のインターンシップも終わりました。
 長かったような短かったような…なんだか不思議な感覚ですが、インターンシップの集大成として7日間の総まとめをしようと思います。
 
緊張したけどアットホームな雰囲気で
 実際にお仕事をされている職場にお邪魔して実習、ということで最初はとても緊張していましたが、社長をはじめスタッフの皆さんが温かく迎えてくださって、アットホームな雰囲気に自然と打ち解けていけたように思います。
 
短い期間で様々なテーマを一度に体験
 それにしても、大学では教えてもらえないことや経験できないことなど、様々なことを学ぶ機会をたくさん与えていただきました。専用ソフトを駆使しての「インターンシップブログニュース」のタイトルと題字の企画デザイン製作に始まり、社内研修、地域コミュニティ紙「三国の丘からの風」やフジイ企画の営業ニュース「紙ブログNEWS」の企画・編集会議、営業訪問、堺キリスト教会さんへの取材などなど…。
 
初めての「訪問」はドキドキでしたが
 どれもが新鮮で貴重な経験だったのですが、私が最も印象に残っているのは堺キリスト教会さんへの取材です。教会を訪れるのも初めて、お客様相手に取材するのも初めてということで前日からドキドキしていたのですが、当日に急遽取材の予定時間が前倒しに!もはや私の緊張はMAX…(汗)
 
取材では「人同士の繋がり」…信頼関係を学ぶ
 けれど牧師の瀬藤さんは私のぎこちない質問にも明るく丁寧に対応してくださって、いろんなお話を聞かせてくださいました。この取材を通して気付いたことは、取材は「人同士の繋がり」。信頼関係を築くことが大切だということです。そして信頼関係を構築するためには、明るく丁寧な対応を心がけないといけません。まさに瀬藤さんの私に対する対応です。「初対面なのにお話ししやすいな~」という印象を受けた理由はコレだったのでしょうか。
 
多くの方々との出会い、物の見方に幅が
 インターンシップを通して、基本的な社会人としてのビジネスマナーからちょっと難しい編集 のお仕事のことまで幅広く教えていただきましたし、多くの方々との出会いもありました。このインターンシップがなければ出会わないような方々のお話や考えを伺うことができたのは、本当に貴重な経験ですし、私の物事の見方や知識の幅が少し広くなったように思います。
 
ご覧になった皆様、お付き合いありがとうございました
 短い期間ではありましたが、学んだこと、経験したことを糧に、これから始まる就職活動を頑張りたいと思います。このような機会を与えていただいたフジイ企画の皆様、本当にありがとうございました。そして、インターンシップブログニュースをご覧になってくださった皆様、お付き合いいただきありがとうございました。どこかで私を見かけたらぜひ声をかけてくださいね(笑)(大阪観光大学3回生 南出香澄)
写真=(上)フジイ企画事務所前で。」(下)レポートを執筆中