心を掴むDMづくりを考える【2015.5月度早朝営業会議より】

皆さんが抱えている問題は「解決できることなんだ」

早朝会議5月イラスト 新年度を迎えたと思ったらもう5月。様々な取り組みが重なってバタバタしていた4月と比べて落ち着いた時期となります。連休明けで充電完了といったところで、ようやく当社の営業活動も再スタート。13日(水)に月例の早朝営業会議を行いました。

必要な方の心に届くDMの書き方を検討
できる限り多くの人に自社の情報を発信したい、というときに手軽に使えるのが電子メールによるDMですよね。DM送付には郵送やFAXという方法もありますが、時間がかかり、送付コストもかかってしまう。そういう意味では瞬時に大量に送付でき、基本的に別途費用が発生しない電子メールDMは強い味方で、手段としては申し分ありません。いずれにせよ問題は中身で、そこに何を書くかです。

 転職理由ランキング3位「給与に不満」2位「会社の将来性が不安」…では1位は?
フジイ企画でもこの春、PTA広報委員さん向けのDMを送付いたしました。今回の焦点はその中身。「丁寧で内容は分かるんだけど、もう少し〝きっかけ〟になるものがほしい」…。〝きっかけ〟? 例にあげたのが、ある転職サイトの広告。そこには転職理由ランキングが載っている。3位「給与に不満」、2位「会社の将来性が不安」と続いて1位だけが空白になっている。それは「このサイトを見て下さいね」ということですが、宣伝文句が一切書いていないとしても、興味があればやっぱり空白の1位が気になって、そのサイトを見てみたいと思わせてしまいますよね。つまり今回のDMにしても、より本質的で興味をもってもらえる〝きっかけ〟があるとなお良いということだったのです。〝掴み〟が大事ということですね。

皆さんが抱えている共通の課題をすくい取ることで
 では、具体的に当社ではどう改善するか? 例のようにランキングを載せてみるのも面白いですが、今回の場合はPTA広報委員さん向けということでしたので、委員さんが新聞作りで抱えがちな問題と、その解決方法についてDMで配信してみることにしました。「そうそう、うちも同じことで悩んでたんだ」「よそでも同じようなことで悩んでるんだなあ」と〝共感〟してもらうことをきっかけに、フジイ企画のことも知ってもらえれば…との思いです。それと同時に、皆さんが抱えている問題は「解決できることなんだ」と気づいて頂けるようなDM内容になることが一番の理想です。

「目的」を見失わないように
HP作りでもDM作りでもそうですが、これらは全て手段です。のめり込むあまり肝心の「目的」を見失わないように、これは何の為にやっているのか?という振り返りを忘れずに、引き続き取り組んでいきたいと思います。

2015年の「早朝営業会議より」contents
【2015.1月度】「新ホームページと新〝セミナー〟でスタートします」
http://www.fujii-net.com/?p=777
【2015.2月度】「当社フォローシステムこそが商品です」
http://www.fujii-net.com/?p=1233
【2015.3月度】「『問い合わせ』へのコミュニケーション」
http://www.fujii-net.com/?p=1395
【2015.4月度】「フジイ企画の仕組みの明確化を」
http://www.fujii-net.com/?p=1482
【2015.5月度】「心を掴むDMづくりを考える」
http://www.fujii-net.com/?p=2322
【2015.6月度】「まだお会いできないお客様へ」
http://www.fujii-net.com/?p=3297
【2015.7月度】新しい〝編集サロン〟冊子の作成について
http://www.fujii-net.com/?p=3407
【2015.8月度】広報紙づくりの〝新天地〟を目指して
http://www.fujii-net.com/?p=3612
【2015.9月度】デジタル出版に挑戦します
http://www.fujii-net.com/?p=3691
【2015.10月度】現状を視覚化するための管理表づくり
http://www.fujii-net.com/?p=3725
【2015.11月度】前に向かって楽しく進める管理表?
http://www.fujii-net.com/?p=3806



季刊『三国の丘からの風』2015年夏号(第21号)公開編集会議のご案内

三国公開会議案内題字

皆さんのお力添えで5年目に入ります。
 ご報告が遅れてしまいましたが、「けやき通りまちづくりの会」が発行する地域コミュニティ紙『三国の丘からの風』2015年4月号(第20号)が、4月初旬に発行されました。例年よりも1ヶ月早めの発行となり、「春号」らしい時期にお届けできたのではないかと思います。
 この『三国の丘からの風』は、『けやき通りまちづくりの会』を主体に、地域の活性化と町づくりを目指して、三国丘中学校区内一帯という非常に狭いエリアに限定して配布しているコミュニティ紙です。2010年7月に創刊して以来、年に4回発行し続け、次の夏号でついに5年目に入ります。

紙面が地域への訪問者、住民、企業・商店への架け橋に
 5年目スタートに際して、今回第21号(夏号・7月上旬発行予定)の編集会議も、一般公開にて開催いたします。
 これまで記事の取材や執筆などの編集・発行は「けやき通りまちづくりの会」の方々が、紙面の発行費用は地域の商店・企業の方々にご負担いただいており、地域の方々のお力なしには継続発行は難しいといっても過言ではありません。フジイ企画も紙面づくりや事務局として微力ながらお手伝いさせて頂いておりますが、もっと幅広くたくさんの方々に『三国の丘からの風』の紙面づくりにご参加いただきたいと思います。
 「地域新聞づくりに興味がある」といった方や、「この紙面はこうした方がいいのに」というご意見のお持ちの方など…ご都合が合えばどなたでも参加OKです。

広告以上のコミュニティ効果を…【スポンサーの方々に参加をお願いしている理由】
 特に、地元の商店・企業の方々には是非この機会に『三国』の紙面を活用していただきたいのです。商店・企業の皆様には広告の掲載をお願いしている以上、この紙面をとっても意味のある・効果のあるものにすべきだと考えています。スポンサーの方々にも参加をお願いしている理由はここにあります。お忙しい時間帯とは思いますが、ぜひご一緒に紙面作りができればと思いますので、よろしくお願いします。
★編集会議の公開の趣旨は2012年11月のご案内ページに記載しております。ぜひご参照ください。(http://www.fujii-net.com/?p=249

■「三国の丘からの風」2015年夏号公開編集会議
日 時 2015(平成27)年5月18日(月)
    13:00~15:00
会 場 編集プロダクションフジイ企画事務所内
    (堺市堺区柳之町東1-1-7 A203)
主 催 けやき通りまちづくりの会(会長・高田憲)
定 員 10名程度
参加費 無料
内 容 1.地域『営業』に役立つコミュニティ紙について
    2.交流とまちづくりのためのご提案
    3.『三国の丘からの風』21号企画案の検討

ご参加のご連絡、またご要望・記事投稿などは
フジイ企画内「三国の丘からの風 制作部」まで
(堺市堺区柳之町東1-1-7A203 Tel 072-227-2790 Mail info@fujii-net.com)
フジイ企画facebookページでもご案内しています。

■『三国の丘からの風』2015年春号(4月)のヘッドラインです

ŽO‘•—9†•Ž†1面【特集】
・「三国丘小」創立70周年記念事業進行中!

2面
・三国丘幼稚園で「歴史遺産公開勉強会」開催
・「メゾン・ド・イリゼ」の活動がNHKで放映
・「まちづくりの会」ユニフォーム完成

3面
・「まちづくりの会」が堺市環境活動で表彰
・お釈迦様の誕生祝う「花御堂まつり」/株式会社セルビス
・今年で6回目の健康フェスタ/吉川病院
・【お店の窓から】自分の仕事がある幸福/メゾン・ド・イリゼ

4面
・学校、警察、地域が一体となって…/榎小で開催「榎ふれあいフェスタ」
○【こちら三国ケ丘の交番で~す!】
○【編集後記】



『紙ブログNEWS』18(2015年5月)号ができました

150528kamiblog18 しばらくご無沙汰でしたが、フジイ企画社報『紙ブログNEWS』5月号(第18号)ができました。前号のご報告から随分日が経ってしまいましたね。楽しみにして頂いている皆様には、申し訳ございませんでした。
 近況をご報告しますと、この年度末はお客様担当の引き継ぎに加え、4年に一度の統一地方選挙宣伝物の制作、3年ぶりの自治体広報 の落札で組版ラインの整備。それと8年ぶりのホームページのリニューアルの追い込み…とすべてこの時期に重なってしまったので、例年よりもめまぐるしく過ぎた春でした。小さな事務所ではちょっとしたことですぐ満杯になってしまいます。
 しかも、地域コミュニティ紙を担当していたキョーコさんが家庭の事情のため3月末で退社。そういうことで今、スタッフを募集中です。でもご安心ください。桜吹雪は見逃してしまいましたが、案外落ち着いてやってます。当社にご興味のある方、右腕になっていただける方は是非ご連絡くださいね。
 そんなこんなで『紙ブログ』はまたまた合併号になっていまいました。ですが、内容はぎゅっと凝縮していますので、またご覧になって、ご感想などをいただけると幸いです(な)
写真=(上)本紙4ページの『今月のあしあと』より(下)『紙ブログ』第18号表紙

『紙ブログ』は「新聞づくりのノウハウ」と色々な取り組みを掲載
 この『紙ブログNEWS』は、当社開催『編集セミナー』その他での〝新聞づくり〟のノウハウとして書き起こしたものに、加筆・修正 を加えた記事がメインで、編集・新聞づくりにまつわるエピソードを中心とした紙面づくりになっています。その他、当社の新企画や業務改善の内容、またお客さまにまつわるお話も取り上げています。

★ご希望の皆様にはお届けいたします
 ご希望の方は、フジイ企画HPのメールフォーム「なんでもmail」(http://www.fujii-net.com/mail/)にて「お名前・郵便番 号・ご住所」をお知らせください。できればメッセージなどをいただけるとありがたいです。皆様のご意見・ご質問などもお受けしておりますので、よろしくお願いします。(お申し込みはお電話、facebookメッセージ、一般メール等でも結構です。)
2015年5月号フルカラーA4×4ページ(毎月中旬発行)



広報紙はモチベーションツールの一つです【第3回紙ブログ新聞セミナー2015より】

〝あきらめない心〟が育つ紙面のコミットメント効果

―広報紙をモチベーションツールに変える…―
 新年度を迎えてから一ヶ月、フジイ企画でも年度末~年度初めの慌ただしさはようやく落ち着いてまいりました。こんな中の4月24日(金)、第3回目の『新聞セミナー』を開催いたしました。ただ、皆様へのブログ・FBでのセミナー内容のご案内期間が非常に短く(2日)なってしまい、ご迷惑をおかけしました。
 このセミナーでは、『新聞の編集の仕方』などの日ごろ携わっておられる方へのノウハウ的な側面ではなく、新聞発行する意味や効果について参加いただいたお客様と一緒に学んでおります。

広報紙は「コミットメント」の役割がある
 今回のテーマは「あきらめない心が育つコミットメント広報紙」。先日、NHKのEテレで毎週やっている『オイコノミア』という経済番組で「あきらめない経済学」というテーマがありました。内容は目標達成にむけて挫折を防ぐ方法として『コミットメント』を使うというもの。「コミットメント」とは「責任を持った約束・公約」という意味ですが、広報紙にはこの「コミットメントとしての役割がある」という視点で今回のセミナーは進めていきました。

「コミットメント」とは外部に公約・宣言すること
 例えば、神社に行って絵馬に「○○大学に合格 藤井寛」などと書きますね。願いを言語化することで、責任と方向性が出てくるのですが、願い事に必ず自分の名前を書くというのがネックです。名前を記すことで単なる神頼みに終わらず、結果的に「自分はこの願いを実現する」という、外に対しての約束(宣言?)になるんですね。プロスポーツ選手や有名人のマスコミでの発言は、(不用意な発言であっても)ほぼ全てがコミットメントになります。だから言葉に気をつける必要が生まれてきます。

広報紙こそ「願いを実現する」パワーツール
 広報紙に現在の取り組みや各部署の横顔、イベント報告などの記事を書くということも、組織の性格や進む方向性を外部に宣言することですね。つまり広報紙を発行すること自体が「コミットメント」ということになります。それは単に広報宣伝ツールにとどまらず、今後の計画の実現に向けての推進力となり、モチベーションアップやモラルアップになっていきます。逆にいえばそのことの効果の方が宣伝効果より価値が大きいかもしれません。

「会議内容を公開する」ってこわい!?
 当社では月1回、システム改善や売り上げアップを目指して『早朝営業会議』をやっているのですが、これをブログニュースで連載記事にして公開しています。実際の会議内容はシビアな数字の話もあり、公開するには不都合な話もあります。当然、内容は議事録やメモに残してあるのですが、「え、これを公開するの!?」。いえいえ、当然公開する記事は議事録とは違う性質のものです。

「読まれること」を前提にすると何が起こる?
 「他人に読まれることを前提」に書くとどうなるか。良きにつけ悪しきにつけ、目標に対しての今の時点での課題や到達点をまず正確に把握する必要が出てきます。この一連の作業から新たな課題や目標が明確になりますが、それを書くことで読み手(世間)に対して「やる」と宣言することになります。これが「コミットメント」の効果なのです。

「(頭の)中のこと→出す→整理する→公表する」が今年のテーマです
 これまで3回のセミナーの流れとして、まずメモでも何でも頭の中で考えていることを書いてみようという話から、次にその脈絡無いメモの内容を整理してみようという話に進み、そして今回はその整理したメモを外に出してみよう(コミットメント効果について考えよう)と学んできました。ゆっくり進行しているので、以前までのセミナー内容と重複する部分もありますが、少しずつ前に進んでいるつもりです。復習もしながらですので、初参加の方も問題ありません。ご都合が合えば是非ご参加くださいね。(な)



新しい『フジイ企画ホームページ』完成しました

HPとblogを統一した新『フジイ企画サイト』です

0501blogホームページ完成i

 このページをご覧頂いている方は既にご存知かもしれませんが、昨年9月頃から取り組んできたフジイ企画ホームページとブログNEWSのリニューアルが、やっとの思いで完了いたしました。本当は新年度(4月1日)に合わせて公開するはずだったのが、(計画当初はアップまで半年以上はあるから大丈夫…と思っていたのですが)1カ月も遅れてしまいました。(な)

「ページのコンセプトからフロー計画づくり」に時間をかけて
 何度かブログNEWS内でも中間報告させていただいていた通り、このHP制作は、専門業者に全て丸投げにするのではなく、「ページのコンセプトづくりからフロー計画」は社内でやり、細々としたパーツ作りも「本業を生かして、できるところは自分達でやろう」というスタンスで制作をすすめてきました。

フジイ企画にとってインターネットは営業活動の主戦力だから
 なぜなら外勤営業マンのいない当社にとってインターネットは営業活動の主戦力。社内でじっくり検討することが必要でしたので、計画変更もたびたびあって時間も予想以上にかかってしまい、途中「本当に完成できるのだろうか」と不安もありました。でも、最終的にはなんとかフジイ企画の特徴がみえてきたように思っています。

必然的に自社の特徴と方向をしっかり見つめ直すことに
 この期間を振り返ってみると、お客様アピールできるHPを作ろうとするなら、必然的に自社の特徴と方向をしっかり見つめ直す必要があるということです。毎月早朝営業会議で議論している内容でもありますが、「結局うちは何がウリなの?」ということを社内で何度も突き詰めて話し合ったすえ、出てきたのがトップ見出しの『当社の商品は印刷物ではなくシステム』です。「まだ分かりにくい!?」。でも、改めて自社を見つめ直す良い機会になりました。

制作プロセスの最後までお付き合いに感謝!!
 そして、技術的作業をメインにお願いしておりました中本さん(株式会社Ayumi.m.progress)のご助力なしには完成まで辿り着けなかったと思います。何といっても途中での計画変更や〝逆戻り〟が多かったなか、細かな部分までご対応いただき、また様々なアドバイスも頂きながらここまでくることができました。とても長い間でしたが、最後までお付き合い頂き本当にありがとうございました。

皆様のご意見ご感想を…
 「HPリニューアル計画」としてはこれで一区切りですが、かといってこれでカンペキ!…ではありません。改善の余地があるところは随時内容を練り直す必要も…(すでにあります)。ぜひ各ページをご覧いただいて、ご意見・ご感想などお寄せ頂けますと幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。
写真=4月30日、中本さんと最後の調整と講習を完了して…

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フジイ企画の仕組みの明確化を【2015.4月度早朝営業会議】

お客様の負担をかけずに納得の紙面づくりを

早朝営業会議は毎月第2水曜日が定例です。4月8日の会議は予定通りに進めてきたのですが、皆様へのご報告はかなり遅れてしまいました。今年の3~4月前半は統一地方選挙関係と新年度スタートの新たな受注の対応で、久々忙しい日々でした。気がつけば桜の季節が過ぎてしまいました。しかもこの春は異常に雨が多かったですね。

顧客満足と迅速な工程の両立…っていうけれど
皆様にご報告しているように、早朝会議のテーマのほとんどは『顧客満足の紙面づくり』がテーマ。コミュニケーションツールである〝広報紙〟を扱う以上、お客様との信頼関係がどうしても必要なこと。でも…紙面制作プロセス途中でお客様の要求に丁寧に対応していると、納期に影響するだけでなく制作費用もかさむんですよね。

お客様の相談ごとに十分な対応をするために
フジイ企画を訪れるお客様は、編集経験のない学校のPTA委員さんや広報・宣伝部を持たない小さな会社や事務所など。当社を訪ねる顧客は価格以外では「相談ごとを聞いてほしい」「組版のルールがわからない」などの悩みを抱えて来られます。でも予算がないから価格に転嫁できない。

『肌で感じる広報紙編集サロン』がやってること
見積もりの仕組み図3そこで、フジイ企画ではネットと当社のニュース(印刷物)を組み合わせたお客様対応システムで「納得の紙面づくり」。これがいつもお伝えしている『肌で感じる広報紙編集サロン』(ブログコーナーを窓口として設定している)です。お客様が抱える様々な質問や悩み事を電話・メール・ネットを通じてコミュニケーションを図る仕組みですね。

この仕組みをもっとわかりやすくするために…
今回の会議の焦点は「十分なコンサルティングをしながら、安くできる仕組み」をもっと分かりやすく知っていただくことを主眼に議論しました。これはHPリニューアルの目的の一つです。これまでのお客様との交流の経験の中から生まれた仕組みですが、これを分かりやすくすることにしました。まだ途中ですがこのような図を作ってみました。皆様ご理解できますでしょうか?

2015年の「早朝営業会議より」contents
【2015.1月度】「新ホームページと新〝セミナー〟でスタートします」
http://www.fujii-net.com/?p=777
【2015.2月度】「当社フォローシステムこそが商品です」
http://www.fujii-net.com/?p=1233
【2015.3月度】「『問い合わせ』へのコミュニケーション」
http://www.fujii-net.com/?p=1395
【2015.4月度】「フジイ企画の仕組みの明確化を」
http://www.fujii-net.com/?p=1482
【2015.5月度】「心を掴むDMづくりを考える」
http://www.fujii-net.com/?p=2322
【2015.6月度】「まだお会いできないお客様へ」
http://www.fujii-net.com/?p=3297
【2015.7月度】新しい〝編集サロン〟冊子の作成について
http://www.fujii-net.com/?p=3407
【2015.8月度】広報紙づくりの〝新天地〟を目指して
http://www.fujii-net.com/?p=3612
【2015.9月度】デジタル出版に挑戦します
http://www.fujii-net.com/?p=3691
【2015.10月度】現状を視覚化するための管理表づくり
http://www.fujii-net.com/?p=3725
【2015.11月度】前に向かって楽しく進める管理表?
http://www.fujii-net.com/?p=3806



普段の手帳と日報から広がる世界【第2回紙ブログ新聞セミナー2015より】

各種記録とメモから思考の組織化が始まる

20150414 気候もすっかり暖かくなり、過ごしやすくなったと思ったらまた一段と寒くなりましたね。この3月後半は統一地方選挙の宣伝物の制作が集中してなかなか段取りが苦しかったのですが、、先日4月3日(金)に第2回目の『〝紙ブログ〟新聞セミナー2015 』を休むことなく開催させていただきました。当初は3月27日の開催予定でしたが、今回も一緒に学んでいる細川さま(建設コープ)のご都合もあったので、日程変更をさせていただきました。このセミナーは当社スタッフの学びの場でもあり、現在の到達点からの最新情報になるので皆様もお気軽にご参加ください。

言葉によってアイデンティティや「世界」が形成される
 今回のテーマは「普段の手帳と日報から広がる世界」として第1回目に引き続き「書くこと(=表出する)」について考えました。簡単に前回の内容をおさらいしますと、人の生活はいかなる場合も言葉によって成り立っていること。それを表に出す(表出する)ということで自分のアイデンティティや「世界」が形成されるということでした(ちょっと哲学的?)。これは新聞づくりに限らず基本的な営みだということを知りました。なので、まずは頭の中で考えている事を外に書き出す。それを習慣にするところから始めてみようというお話でしたね。

無意識に「筆記具を持っている」ことに焦点をあてて
 今回は、普段日常的にしかも無意識に行っている「書く」ということから見直してみました。「一日にどのくらい筆記具をもつことがありますか?」という問いかけからです。例えば、まず電話のメモ、役所で書類を請求するための申請書、帳簿から始まって、会社での受発注伝票、入出金伝票、営業日報、業務・開発記録や議事録。…結構色々書いているのです。自分の手帳を持ち歩いている方なら、思いついたことのメモも書いているでしょう。次にそれらを「情報」という観点から分類してみました。備忘録として書いている電話番号や住所などの個人情報や受注ロット数、加工すれば情報提供できるもの(顧客カルテ、会議録=もちろんそのままでは使えません=、手帳のメモなど)に分けられますね。

各種記録の中に伝えられる〝ネタ〟が満載…だけど
 これを実際やってみると、人に伝えてもよい〝記事〟にする〝ネタ〟は結構たくさんあることに気がつきます。フジイ企画の場合、「早朝営業会議」や顧客との打ち合わせ、問い合わせ内容がある「顧客カルテ」からのトピックスなどを記事にしています。もちろんその記録がそのまま記事として扱えるわけではありません。〝新聞(広報紙)〟を発行するには当然これらの記録の見直しと整理が必ず必要になってきます。これって大変ですか?

最初は脈絡のないメモから創造がはじまる
 これは実は〝新聞〟発行以上の価値があるのです。というより組織の戦略(運営方針・経営方針)を考えるのと同じ経過をたどります。まず書かれた文章の整理=頭の整理→ひらめき→思考の組織化→「方針」。この「方針」は新聞づくりなら「編集方針」になりますが、経営理念や指針づくりと同じプロセスですよね。当社が新聞づくりをお勧めする理由もここにあります。つまり脈絡のないメモや記録から、中身を練る作業へ一歩進むということです。記事を練るということは、書こうと思っている内容(それは現在の営業の現状や成果であったり、会社の到達点や課題であったり)自体と向き合うということです。そうなれば新聞づくりにとどまらず、組織(会社)の方向性までも見えてくるはずです。ここから先が、方向性をもった組織(個人)へと動き出す一歩…ですね。(な)



新プロジェクトで新年度(2015)スタート

この春は統一地方選、新HP、自治体広報…

20150412 日本では何事につけても4月からスタートですね、いよいよ平成27年度。(もっともフジイ企画は1月から12月末が決算なので1月から平成27年度が始まってますが…)今年は新年度に照準をあわせたHPリニューアルはじめ未経験のプロジェクトが目白押し。仕事では4年に一度の統一地方選の宣伝物の制作の追い込みが重なって、慌ただしい年度末でした。

『広報とんだばやし』専用ラインを導入して初の打ち合わせ
 なかでも今年度は富田林市の『広報とんだばやし』の制作を、3年ぶりにフジイ企画が担当させて頂くことになりました。慌ただしさの合間を縫って、専用のパソコンを導入、制作ラインの整備をしながら、ようやく4月7日(火)朝一番、社長と一緒に富田林市役所市長公室へごあいさつ。そして初の打ち合わせにお伺いすることができました。

初めての担当なので工程の流れなどを詳細に
 この『広報とんだばやし』はフジイ企画としては過去3年間担当していたそうですが、私自身が担当するのは初めてです。仕事内容は、原稿入稿から校正出しなどの工程は他の仕事と同じように進行しますが、校了日の市役所の担当の方々が来社(出張校正)され、校了をいただきます。同日降版、印刷・仕訳・納品と続きます。月刊ですので基本的にこれを毎月行います。社長や前任スタッフからたびたび『広報とんだばやし』の話は聞いていたのですが、「とにかく短納期で大変!」みたいな話が多く、また分からない事だらけだったので正直不安が大きかったです。

入稿から校了までの流れを詳細に打ち合わせ
 情報公開課の部屋に入ると、課長の竹田さん、広報係長の丹上さんはじめ、担当の田中さん、中谷さんに出迎えていただき、早速初の名刺交換をさせていただきました。
 工程の打ち合わせでは、実務担当の田中さん、中谷さんより日程からデータに関する事までとても丁寧に説明していただき、分からなかった点がかなり解消できて不安が軽くなりました。特に入稿から校了までの流れをPC画面を見ながら説明していただいて非常に助かりました。こちらの至らない点が多くお手数をおかけしましたが、お忙しい中どうもありがとうございました!

要領よくしかも正確に仕事ができる「仕組み」が重要
 この仕事は、入稿から納品まで短い期間で終えなければならず、しかも数万部という大部数なので失敗は許されません。だからこそ要領よくしかも正確に仕事ができる「仕組みづくり」が大切だと感じます。現在、仕事の合間にラインのシミュレーションをやっています。きっと始まってみないと分からない部分もあると思いますが、気を引き締めつつ頑張りたいと思います。(な)
写真=富田林市役所(情報公開課)で初の詳細打ち合わせ



退社のごあいさつ

キョーコです。2年間大変お世話になりました。

20150330 キョーコです。実はこの3月27日でフジイ企画を退社いたしました。2013年の3月末からお世話になり、丸2年になりますが、家族との時間を充実させるために決断いたしました。実は昨年末から決まっていたのですが、全ての皆様にはご報告できず申し訳ありませんでした。

 当初から週2回の勤務体制で頑張ってきましたが、日が開きながらの勤務、そして、今までの仕事とは違う専門的な職種ということもあり、なかなかスムーズに両立させることができなかったことだけが心残りです。

 でもこの2年間、フジイ企画での紙面の作り方や、紙面に対する考え方、また製作面だけでなく、途中の過程でのお客様とのコミュニケーションの取り方など、どれをとっても配慮しなければならないことの多さ(難しさ?)を学ぶことになりました。これまでも広報ツールとしてきちんと伝える事の大切さは感じていましたが、フジイ企画で働く事ができて、その奥深さを知ることができました。

 なかでも自分が担当していた地域コミュニティ紙の編集委員の方々や、スポンサーの方々、営業先のお客様方、沢山の方と出会いと交流が、本当に勉強になる事ばかりでした。皆様とお会いした時に「なんて話せばいいだろう」と試行錯誤の繰り返しでしたが、思いが伝わった時は本当に嬉しかったです。一つ一つが貴重な経験となりました。出会えた皆様に心から感謝いたしております。ありがとうございました。

 一旦、仕事から離れますが、ここで成長させて頂いた事を忘れず、これからの人生に活かしていきたいと思います。
 最後になりましたが、皆様のご健康とご活躍をお祈り申し上げます。
写真=お互い「大変お世話になりました」。最終日(3月27日)夕方の茶話会で 



2015.3月度早朝営業会議

「問い合わせ」へのコミュニケーション

20150327 もう4月。新年度です。新しいことを始めてみよう、方向性を変えてみよう、そんな時期ですね。フジイ企画も、春は問い合わせが多い季節です。3月度の早朝営業会議(3月11日)は、フジイ企画にたどり着いてくださったお客様とのコミュニケーションの取り方について話し合いました。

新規のお問い合わせにどう対応していたのか?
初めてのお客様がフジイ企画にお問い合わせいただく手段は、ほとんどが電話かメールですね。今回はこの2つのコミュニケーション手段にどんな違いがあるか、経験も含めて考えることからスタート。そこで少しわかったことは、電話の場合は、ホームページをしっかり読み込んで「この会社なら要望を聞いてもらえそうだ」と絞り込んでいる方や、緊急性のある方が多く、メールの場合は「とりあえず」や「比較検討のため」という方が多いのではないかという意見があがってきました。でも必ずということではありませんが…。

お客様へのメールだけのレスポンスでは…
そこで、改めて、メールだけのレスポンスの場合を考えてみました。ここで課題になったのが、本当に(本音で)お客様が言いたかったことを把握できているか?…ということです。メールへの返信にはお客様の質問事項を読んで文章を推敲して書いているからしっかり応えたつもりになっているかもしれない? これって仕事の打ち合わせでもよくあることですが、言葉での表現していることと、本当に伝えたいイメージが違うということがよくあります。メールより電話のほうがスムーズに話しができるというわけではありませんが、具体的な質問よりお客様の本当の意図をまず把握することが重要だということになりました。

文字と声とでよりよいコミュニケーションを
そこで、少しでもコミュニケーションを高めるためにメールで問い合わせいただいた方にも、確認も含めて最初は電話で対応する方が良いのでは?…ということになりました。そしてその後に問い合わせ内容の返信をメールでする。フジイ企画にたどり着いてくださったお客様と、より良いコミュニケーションをとることために一番重要なところ。「一期一会」と言う言葉があります。貴重な出会いを大切に取り組んでいきたいと思います!(キョーコ)

2015年の「早朝営業会議より」contents
【2015.1月度】「新ホームページと新〝セミナー〟でスタートします」
http://www.fujii-net.com/?p=777
【2015.2月度】「当社フォローシステムこそが商品です」
http://www.fujii-net.com/?p=1233
【2015.3月度】「『問い合わせ』へのコミュニケーション」
http://www.fujii-net.com/?p=1395
【2015.4月度】「フジイ企画の仕組みの明確化を」
http://www.fujii-net.com/?p=1482
【2015.5月度】「心を掴むDMづくりを考える」
http://www.fujii-net.com/?p=2322
【2015.6月度】「まだお会いできないお客様へ」
http://www.fujii-net.com/?p=3297
【2015.7月度】新しい〝編集サロン〟冊子の作成について
http://www.fujii-net.com/?p=3407
【2015.8月度】広報紙づくりの〝新天地〟を目指して
http://www.fujii-net.com/?p=3612
【2015.9月度】デジタル出版に挑戦します
http://www.fujii-net.com/?p=3691
【2015.10月度】現状を視覚化するための管理表づくり
http://www.fujii-net.com/?p=3725
【2015.11月度】前に向かって楽しく進める管理表?
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