フジイ企画『肌で感じる編集サロン』のご案内

編集会議や印刷物の資料室としても利用してね

編集サロンイメージ教セン高来社いよいよ新年度が始まりましたね。年度が替わるに応じて広報担当者が替わることも多く、出会いと別れを実感する季節でもあります。学校関係の仕事ですと、PTA広報委員さんは長くても数年で交替されることが多いので、少しずつ打ち解けてきた頃にお別れするのはやはり寂しいですね><
編集サロンで各種の無料相談を受け付けています
一方でこの春から新しく広報担当となる方もおられます。当然、初めての仕事で一体何から手をつけていいやら…で、多くの不安や疑問をお持ちかと思います。当社サービスの『肌で感じる編集サロン』ではいつでも編集相談を受け付けていますので、お気軽に電話・メール等でご相談ください。

編集サロンスペースでは打ち合わせやバックナンバーの閲覧も
 また、複数の方の打ち合わせや編集会議をされる方のために、「編集サロン」活動の一環として、会議用のスペース(8~10人程度)を設けていますのでご活用ください。各種打ち合わせやご相談で利用していますが、独自の編集会議などで場所がとれない方もお気軽にご利用ください。当社では、弊社で制作した新聞のサンプルなど過去発行の印刷物をすべて保存していますので、お申し付けいただければ、ライブラリーとして参考にしていただくこともできます。

楽しい雑談から新しい企画が生まれます
「編集会議」と言うと少し堅いかもしれませんが、仲間たちとざっくばらんに話に花を咲かせてください! 「時にはお菓子を食べたり雑談を交えたり…」 もちろん新聞製作について疑問やご相談がございましたら、その場で随時お受けいたします。
広報委員さんが楽しく新聞づくりに取り組んでいただける場になれば幸いです。もちろんお一人での来社でも構いません。少しでもお悩みの方、ぜひフジイ企画「編集サロン」まで。事前にご連絡いただければ対応させていただきます。

(4月15日金曜日・教育センター附属高等学校PTAの新旧広報委員さんが引き継ぎのため来社。他校の広報紙を見ながらしばし歓談しました。)



『広報とんだばやし』1年の業務を終えて【私の休憩室】

みなさまのおかげで無事終了しました

休憩室「広報とんだばやし」イメージ 平成27年5月号から印刷業務を担当させて頂いていた『広報とんだばやし』 が、この3月で契約期間満了となり、一旦終了となりました。

当初はシステムの変更とライン整備におわれました
 当社では過去3年間ほど『広報』を担当していましたが、当時と比べてシス テム面も大きく変わり、ちょうど昨年の春ごろに『広報とんだばやし』専用機 の導入やライン整備に追われていたことも記憶に新しいです。
 入稿から納品までは約2週間程の短納期。そして使い馴れない組版ソフト。 不安ばかりのスタートでしたので、まずは一年間無事に終えることができてホ ッとしています。(笑)

ようやく慣れたころ…でも〝月刊〟のサイクルで仕事のやり方を学びました
 ですがその一方、やっと慣れてきた頃に終わってしまうのは少し残念でもあ ります。『広報』は月刊なので同じサイクルを毎月繰り返します。この積み重 ねで、徐々に流れを掴んでいけたように思います。これまで月刊のサイクルで 仕事をしたことが無かったのでとても良い経験になりました。

無事に終えたは広報係の方の親身なご対応です
 そしてお客様である広報係の皆様には、いつでも親切にご対応いただき本当 にたくさんお世話になりました。一年間無事に終えることができたのは、皆様 のお陰というほかありません。またぜひご一緒できる機会があれば…と思いま す。(な)(紙ブログNEWS第23号より)



社報『紙ブログNEWS』がリニューアルします

新紙面ではお客様のことをお伝えします

紙面リニューアルイメージ 当社の仕事は「新聞づくり」自体を売ること。色々なことをやってきたけど 、営業的には積極的なセールス活動はしていません。なぜなら〝売り込み〟で お客様と信頼関係が持てるとは思えませんら…。
 そもそも当社の商品である「広報紙づくり」は、商品宣伝チラシではないけ れど、「読者との信頼関係づくり」という一種の営業ツールには違いありませ ん。皆様にもお伝えしたとおり、本年1~2月の営業会議で自社広報紙『紙ブロ グNEWS』の再検討をしてまいりました。

お客様の成果から学んだことを
 会議の中で、当社のお客様がやってこられた紙面づくりを 見直してきました。当社のお客様の紙面は色々な意味で成果も出し、喜ばれてきています。
 でも、フジイ企画は広報紙づくりが本業とはいえ、お客様の企画や編集方針、取材 実務がなければ何もできません。当然、成果の全てはお客様のもので、良い紙 面は係わった我々が見ても良い紙面です。かなり勉強になることが多いのです。

間もなく発行する第23号から紙面内容になります。
 そこで、普段フジイ企画が関われないところ…つまり当社のお客様の、メイ ンのお仕事紹介と広報(編集)担当者の横顔についてご紹介することにしまし た。
 お客様にとっては「ヨソはどんなふうに運営してるんだろう?」とお思いだ と思います。新聞を作られている方にとって、少しでも参考になる情報をお届 けできるような紙面になればと思っております。間もなく。リニューアル『紙ブログN EWS』を皆様にお届けします。お楽しみに!



100%の成果を出すとは?【2016.3月度早朝営業会議より】

自分の仕事の価値とお客様を知り、最高の成果を出す

2016年3月早朝会議イメージ 買い物をするときに、一番気にすることって何でしょうか。品質、店の雰囲気…色々判断基準はありますが、安ければ安いにこしたことはない…は正しいのでしょうか? これへの答えは、本当はお客様の購買の目的や意図によって実は変わってきます。

適正だと思った価格に自信を持つこと
つまり、商品でもサービスでも、それを買うことによって何を期待するのか、高くても(高いからこそ?)欲しいものもあるし、費用対効果や独自価値観の満足度で価値判断するのですね。だから、一律に安かったらいいというものではありません。お客様の負担を軽くする為の努力は必要ですが、それが適正(だと思う)価格であるなら、たとえ高額になったとしても自信を持って価格設定することが大事です。ただそのためには、自社製品のブランド力って何かを知っていなければなりません。

要求に応えられるなら制作費はいくら請求してもいい。
うちの社長が制作を外部のクリエーターに発注していたころの話。当初は、予算にあわせてデザイン料や制作料を提示して仕事を発注していたそうですが、どうもうまくいかず、ある時からやめて、どんな(に予算が低い)仕事であれ、まずクライアントが要求する成果をまっ先に提示し「制作料はいくら請求してくれてもいい。そのかわり、必ず成果(クライアントが提示する数字で表す反応率など)を出してほしい。」と要求するようにしたのだそう。ちょっと厳しく聞こえますが、これは当たり前。顧客が発注する意図(目的)に責任を持つことだけですから。予算が合わなければ、その倍の効果を保証して値上げ交渉すればいいんだよ…って。そういった要求に応えられる人がプロですよね。

自分の仕事を正確に自己評価してミスマッチをなくす
自分の仕事の「価値」を目に見える数字(=価格)で自己評価することは簡単なことではないのかもしれません。大切なのは顧客の「どの要求には完ぺきに応えられるのか」を自らが知ってブランド化することです。そうなると、どのような目的の顧客をお得意さんに選ぶのかがとても重要になってきます。必要のないサービスを付加して価格を高くするのは筋違い、つまりミスマッチになります。つまり当社を必要とするお客様は誰かを知り、自信を持ってサービス(商品)をお届けすること。これをしっかり意識することですね。かなりメンタル要素が大きいです。今一度心に刻もうと思いました。(3月9日、3月度早朝営業会議にて「当社のターゲットにすべき客層」について議論したエピソードより)

毎月開催しているフジイ企画の2016年『早朝営業会議』のエピソードです
【2016.1月度】自社報『紙ブログNEWS』のリニューアルを http://www.fujii-net.com/?p=3849
【2016.2月度】社報「紙ブログNEWS」の具体的な企画を検討 http://www.fujii-net.com/?p=3
【2016.3月度】100%の成果を出すとは? http://www.fujii-net.com/?p=3916
【2016.5月度】安全衛生対策に活用される社内報 http://www.fujii-net.com/?p=4091
【2016.7月度】安価で本格的な紙面製作パック http://www.fujii-net.com/?p=4267
【2016.8月度】急ぎでも製品に向き合うのは「人」の力 http://www.fujii-net.com/?p=4549
【2016.10月度】働きがいを感じられる会社づくり http://www.fujii-net.com/?p=4659
【2016.11月度】お客様の意図を理解するということ http://www.fujii-net.com/?p=4683
【2016.12月度】日々のミーティングは何のため? http://www.fujii-net.com/?p=4717



社報「紙ブログNEWS」の具体的な企画を検討【2016.2月度早朝営業会議より】

新しい視点から社報の紙面リニューアルをします

2月早朝会議イメージ 2月10日は月例の早朝営業会議。ここで話し合うことは、日常業務の改善。これまで決めたことのP→D→C→Aを回し続けることですが、もうこれまで色々やってきたのに「今度は何を…」って思うことも正直な話、度々ありますね。

当社の社報『紙ブログNEWS』は読まれているの?
今回は1月に出てきた、フジイ企画の社報『紙ブログNEWS』(2013年8月発刊)についての議論。我が社は「新聞づくり」を専門とした編集プロダクションです。新聞づくりを専門とした会社がつくる会社報、さぞかし出来のよい紙面なんでしょうね…!? ん、先月検証したはずだけど、具体的な紙面企画が必要です。これが今回の主題。

足元を見つめ改善することがこの会議の意味
通常業務優先で、自社の紙面と向き合うことを無意識のうちに避けていたことを、今回はより具体的に。これまで通常業務に支障の出ない範囲で考え、時間優先で「短納期でも形は整える」という、悪い意味のプロ意識?で作っていました。「灯台もと暗し」ですね。この早朝営業会議って、足元を見つめたうえで具体化する場なんですね。

新しい角度から「皆様」が登場する紙面内容に
新企画については構想中ですが、一つだけご報告。普段フジイ企画が関われないところ、つまり当社のお客様の、メインのお仕事紹介と「広報(編集)委員会の横顔」についてご紹介したいと考えております。お客様にとっては「ヨソはどんなふうに運営してるんだろう?」とお思いだと思います。新聞を作られている方にとって、少しでも参考になる情報をお届けできるような紙面になればと思っております。

特にお客様の、お仕事をもとには近々インタビューのお願いをさせて頂くかもしれません。その際は、お忙しいとは思いますが何卒ご協力をお願いいたします。『紙ブログNEWS』の新紙面をお楽しみに!

[参考]自社報『紙ブログNEWS』のリニューアルを【2016.1月度早朝営業会議より】

毎月開催しているフジイ企画の2016年『早朝営業会議』のエピソードです
【2016.1月度】自社報『紙ブログNEWS』のリニューアルを http://www.fujii-net.com/?p=3849
【2016.2月度】社報「紙ブログNEWS」の具体的な企画を検討 http://www.fujii-net.com/?p=3
【2016.3月度】100%の成果を出すとは? http://www.fujii-net.com/?p=3916
【2016.5月度】安全衛生対策に活用される社内報 http://www.fujii-net.com/?p=4091
【2016.7月度】安価で本格的な紙面製作パック http://www.fujii-net.com/?p=4267
【2016.8月度】急ぎでも製品に向き合うのは「人」の力 http://www.fujii-net.com/?p=4549
【2016.10月度】働きがいを感じられる会社づくり http://www.fujii-net.com/?p=4659
【2016.11月度】お客様の意図を理解するということ http://www.fujii-net.com/?p=4683
【2016.12月度】日々のミーティングは何のため? http://www.fujii-net.com/?p=4717

 



紙メディアの風景を考える【第1回〝紙〟ブログ新聞セミナー2016ご案内】

第1回セミナー案内イメージ

 また新しい1年がスタートしましたね。フジイ企画の『紙ブログ新聞セミナー2016』もまた2月からスタートします。この『新聞セミナー』の目的は、IT時代において、これらのメディアの良さを生かしながら、それを紙(広報紙=新聞)にすることで「何がおこるのか」を深く探っていくのが目的です。編集技術やノウハウということではなく、全体業務から見た「新聞」というものの効果や価値について学ぶことです。これまで広報紙づくりで得た経験を元に、皆様とともに考えてまいります。本年もよろしくお願いします。

時の流れの空気も読み取って切り取ってファイリングする
 今回は新年最初ということで、昨年1年間学んだことの振り返りも含めて、新聞独特の「記録性」について考えてみたいと思います。題して『紙メディアの風景』。ちょっと情緒的なタイトルになってしまいましたが、今回のサブテーマは様々な業務記録と新聞メディアでは何が違うのか…です。記録性という側面での新聞紙面は、業務記録の代用にはなりませんが、その分、その時の空気感も切り取ることができるのですね。そうした作り方と効果について今回は学んでいきたいと思います。

第1回『“紙ブログ”新聞セミナー2016』
日 時 2016年2月26日(金)
      18:00~19:00
会 場 編集プロダクションフジイ企画 事務所内
定 員 10名    
参加費 1000円
内 容  ①紙メディアの風景を考える
      ―時の流れを切り取る新聞づくり―
     ②実践編「皆様の広報紙を考える」
      もしお持ちでしたら、皆様がこれまで発行された広報紙を
      ご持参ください。
テキスト 『〝小さな会社がゾーンに入る〟―単なる宣伝ツールではない―企業新聞の威力』

お申込み方法
以下のアクセスで「お名前・ご住所・お電話番号・ご参加人数」をお願いします。
【当社HPのメールフォーム】
 『なんでもメール』に「第9回セミナー参加希望」とお書き下さい。
【facebook】
フジイ企画facebookページ
 イベント案内で発信しています。
 facebookご利用の方はここからでもお申し込みできます。
広報紙コンクールに入賞!! 一緒に作るpta広報製作室(大阪)
【E-mail】info@fujii-net.com 
【お電話】フジイ企画TEL:072-227-2790(受付時間:平日10:00~17:00)

「楽しく永続きさせながら、効果のあるもの」をサブテーマに
 本年も、どんな新聞が伝わる新聞なのか、今回も具体例も挙げつつ進めたいと思っています。いずれにせよ新聞づくりはネットの書き込みとは違って一定の時間を割く必要がありますよね。そんななかでも「楽しく永続きする新聞づくり」を通年テーマに、様々な切り口から〝新聞〟メディアの楽しさと効果をお伝えしたいと考えています。是非ご参加ください。

紙ブログ新聞セミナー2016…年間スケジュール
第1回2月26日(金) 第2回3月25日(金) 第3回4月22日(金)
第4回5月27日(金) 第5回6月24日(金) 第6回7月29日(金)
第7回8月26日(金) 第8回9月30日(金) 第9回10月28日(金)
第10回11月25日(金)



自社報『紙ブログNEWS』のリニューアルを【2016.1月度早朝営業会議より】

お客様の「楽しい」をキーワードに紙面改善

2016年1月早朝会議イメージ 明けましておめでとうございます。暖冬暖冬と毎年言われているような気がしますが、お正月をすぎたあたりから急に寒くなってきましたね。この落差ってなんでしょうか? 1月13日は新年一発目の早朝会議でしたが、これも落差…というか、最初は低体温からのスタートでした。
昨年一年を振り返ると、それなりに色々なことに取り組んできました。象徴的なのは8年ぶりのホームページのリニューアル、セミナーの内容を電子書籍にしたことなど。色々なことをやってきました。それで営業的な成果は? そして今年は…?

「見えない時」はこれまでの業務の見直しから…
そもそも当社の仕事は「新聞づくり」自体を売ること。色々なことをやってきたけど、営業的には積極的なセールス活動はしていません。なぜなら〝売り込み〟で顧客が獲得できるとは思えませんから…。
ならば、もう一度業務の見直しを…。当社の商品である「広報紙づくり」は、そもそも一つの宣伝ツールですよね。セミナーも電子書籍もその意義を売るためのもの。だったらそれ自体を強化することが基本ですね。

こんなとき、お客様との仕事から学んだことを
そこで当社が取り組んできたお客様の仕事を再検討。これらの紙面は「成果も出し」喜ばれてきています。これらの仕事を改めて見て「これって本当によくできてるね」って再発見。それに比べて自社媒体は〝やっつけ仕事〟に近いことにようやく気が付きました。ここで当社の社報『紙ブログNEWS』の見直しがテーマに…

紙面づくりの〝楽しい〟時を切り取るような紙面づくり
仕事をしていて〝嬉しい〟〝楽しい〟時って、お客様が成果を出している時ですね。その時を切り取って、紙面に取り入れて、読者にその「楽しさ」を伝えられるものにしていきたいと思います。ですが企画は息が切れぬようボチボチいきます。
この早朝営業会議は2時間ですが、このテーマに至るまでの1時間20分は、前が見えぬ冬の八甲田山。残りの40分でようやく足元が見えてきました。今の季節のように紆余曲折があるとは思いますが、本年もよろしくお願いします。

毎月開催しているフジイ企画の2016年『早朝営業会議』のエピソードです
【2016.1月度】自社報『紙ブログNEWS』のリニューアルを http://www.fujii-net.com/?p=3849
【2016.2月度】社報「紙ブログNEWS」の具体的な企画を検討 http://www.fujii-net.com/?p=3
【2016.3月度】100%の成果を出すとは? http://www.fujii-net.com/?p=3916
【2016.5月度】安全衛生対策に活用される社内報 http://www.fujii-net.com/?p=4091
【2016.7月度】安価で本格的な紙面製作パック http://www.fujii-net.com/?p=4267
【2016.8月度】急ぎでも製品に向き合うのは「人」の力 http://www.fujii-net.com/?p=4549
【2016.10月度】働きがいを感じられる会社づくり http://www.fujii-net.com/?p=4659
【2016.11月度】お客様の意図を理解するということ http://www.fujii-net.com/?p=4683
【2016.12月度】日々のミーティングは何のため? http://www.fujii-net.com/?p=4717



新聞づくりの意義を伝える1年に【2016年新年のごあいさつ】

コミュニケーション力のグレードアップ目指して

新年イメージ2016明治 皆様、新年明けましておめでとうございます。昨年に引き続き本年も新たな取り組みをして参ります。これからも皆様の、様々なご意見をよろしくお願いいたします。
 昨年(2015年)を振り返りますと、一年間かけて取り組んできたホームページのリニューアルがようやく夏に完成。フジイ企画の仕事のスタンスがより分かりやすくなったのではないかと思っております。また、同時に新聞づくりの意味と楽しさを学ぶ「紙ブログ新聞セミナー」も4年目を迎えることができました。

お客様と一緒に取り組んだ新聞づくりの本当の意義
 セミナースタート当初は新聞編集の基礎技術を知っていただくため(=つまり記事の書き方、見出しの付け方、レイアウトの基本)として基本的な技術を身につけて頂くためのものでした。しかし1年やってみて、「ネットが発達した現在、なぜ手間のかかる紙の新聞づくりが必要なの?」という基本的な問いに答えるという趣旨で、一昨年よりお客様を交えて研究を重ねて、見えてきたのが現在の形の紙ブログ新聞セミナーです。

単なる宣伝ツールではない「企業新聞の威力」をテーマに
 9月には、この2年間のセミナー内容の成果を集大成し、より威力を発揮する新聞づくりを解説した『単なる宣伝ツールではない「企業新聞」の威力』という冊子をようやく出版。11月にアマゾンのキンドル版として電子書籍化しました。本年はこれらの取り組みを、さらにグレードアップさせるよう取り組んで参ります。

新聞づくりの目的はコミュニケーション力の強化です。
 当社のこれまでの方針、戦略の基本は、毎月恒例の「早朝営業会議」です。HPのリニューアルも電子書籍もここでの議論から生まれました。広報ツールの目標はコミュニケーション力の深化です。そのために、これからも社内で議論してまいります。さらに皆様のご意見というお力添えをいただけると幸いです。本年もよろしくお願いいたします。



組織内と社会の両方が見えるように【第10回紙ブログ新聞セミナー2015より】

「見える」からこそできる「ブランド力」

第10回セミナー報告イメージ すでにブログニュース内でご報告の通り、9月に『〝小さな会社がゾーンに入る〟単なる宣伝ツールではない企業新聞の威力』というテキストを発行し、11月にこれをkindleにて電子書籍として出版しました。(9月にはこの冊子の発刊記念としてのセミナーも開催)
 そして12月2日開催の第10回セミナーをもちまして本年度の『紙ブログ”新聞セミナー2015』は終了しました。今回のテーマは総集編「ウチとソトの両方が見える」と題して、これまで1年間のエッセンスをまとめてみました。(な)

文字を書くことからスタートしたセミナーです
 今年のセミナーのテーマは「新聞発行にどのような効果があるのか?」「社報で小さな会社がどう変わるのか?」など、なぜ新聞発行が社業発展にどのように有効なのかという原点と価値についてじっくり考えることでした。とっかかりは新聞作りの前段階である「そもそも文字を書くってどういうこと」なのかをまずじっくり考えました。

新聞発行ことで見えるスタッフ、お客様、世の中
 では結局、新聞発行の価値とは? 書くという原点を理解したうえで一言でまとめてしまうと、自分も含めた「ウチとソトの社会の両方が見える」ようになります。新聞発行によって、自社(内)のこと、お客様(外)のことをから取り巻く社会環境も知ることができます。そしてそこから方向性が生まれ、新しい独自のブランドができるということです。

自分たちの進む方向性が明らかになる「ウチ」効果
 私たちは、社報『紙ブログNEWS』を自ら発行しながら皆様とともに検証してきました。一つの結論としてブログや『紙ブログNEWS』を土台に据えてきたから、次に何をすべきかがおのずと見えてきました。社内(ウチ)の日常業務、つまりお客様のもとへの営業訪問だとか、営業会議で決めた活動の実践、製品サービスのマニュアル化だとか…それぞれは各部門バラバラの行動だったのですが、これらを書いてひとつの「新聞」に集約して公表することで、目標を見失うことなく…全体が一つの方向性を持つことができることです。

お客様や読者のニーズが見えてくる「ソト」効果
 「ソト」のことに関してはどうでしょう。これも一例ですが新聞の配布記録をつけていると最近どのお客様と関わったか・関われていないかが自然と見えてきたり…、もっと直接的な例だと、お客様について紹介の記事を書くとするなら、お客様のことをより必然的・主体的に知ること。新聞を介して、仕事でのかかわり以外のところで深くお客様との接点をもつことができるということです。ここからお客様の悩みやニーズを的確に知ったうえでの製品(サービス)開発ができる。会社のこれからの仕事の深化や社内のモラルアップにも有効ですね。

これまで発信してきたことが企業のコンテンツです
 今年度セミナーはひとまず一区切りです。これまで学んできたこと、つまり自分(たち)にしか語れないストーリーを自分の言葉で語り、発信した内容は、立派な会社のコンテンツとなりました。社報それ自体は当然商品(モノ)ではありませんが、既存の商品にオリジナルの価値(ブランド?)を創造するツールとして機能しています。あらためて、これまでご参加いただいた方々に感謝いたします。来年度も引き続き「新聞づくりの意味や楽しさ」を学ぶセミナーの開催を予定しておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。



前に向かって楽しく進める管理表?【2015.11月度早朝営業会議より】

「受注管理表」のマイナスイメージをプラスに

11月早朝会議イメージ 早くも11月、あっというまに年末ムードです。2015年は初頭から「今年こそは…」と様々な計画を立ててきましたが、その進捗状況は…。年末近くなった恒例の早朝営業会議(11月11日)は、それらの決算?会議のような雰囲気になりますね。(な)

最初に作るべき「受注管理表」が後回しに!?
10月の計画は、年初に建てた売り上げ目標と達成度を記した「受注管理表」の作成でした。年初から売上目標は設定していたものの、案外こういう数字の「見える化」ができていなかったのです。えっ、もう11月ですよ。皆様から見たら「今さら…」という感じですよね。本当は目標設定時に当然するべきことで、考えればあたりまえのこと。でも、なかなか気付かなかったのです。

「受注管理表」のもつ強制的イメージが邪魔して…
なぜ?…と考えてみたら「目標の見える化」って言ったら、反射的に「具体的戦術」に頭が先行してしまうのでしょう。つまり「どうしたら達成できるの?」って。無意識が先行してしまっていて、「大丈夫?…」みたいな意識が少しでもあったら案外、意識的!?に思いつかないものです。なぜなら、売上目標も分かっているし、毎月の売り上げは様々な帳簿で把握しているし、何をわざわざそれだけの表なんて…ってことになる。

「完成イメージ図」をいつも念頭に置けるように
10月度の報告でも同じようなことを書いたのですが、「受注管理表」づくりっていうのはそうじゃないことに気づかされました。つまり「目標を見える化する」っていうのは戦術づくりとちょっと違っています。目標を作った時の「建築パース」と「進行表」の組み合わせみたいなもの。「できる」「できない」ということではなくて「出来上がり予想図」に近いかもしれない。

軌道修正はこの「早朝営業会議」で
計画に対してどうアプローチするかは、進捗状況に沿ってその都度戦術を考えればいいけど、目標に対する『完成イメージ画』?を見ることがいつも必要なんですね。道中はその「絵」を目指して進んでいきます。自分たちの業務状況や、心身のリズムの変化も考慮にいれて、戦術はその時々に変更してもいい…というより、軌道修正することがこの「早朝営業会議」の役割です。

今年後半はメルマガの充実と電子出版に取り組みました
この1年も、道中で様々な新しい取り組みをしました。メルマガの充実をはじめ、11月中旬に、当社セミナー内容をまとめた、電子書籍版「単なる宣伝ツールではない『企業新聞』の威力」も無事発刊いたしました(既報)。これも、年初の計画にはなかったことです。ちなみに宣伝すると、この冊子は紙版よりも若干お買い得にしました(^^)。kindleだけでなく様々な端末でも読めるそうなので、ご興味のあるかたは是非ともです。

2015年の「早朝営業会議より」contents
【2015.1月度】「新ホームページと新〝セミナー〟でスタートします」
http://www.fujii-net.com/?p=777
【2015.2月度】「当社フォローシステムこそが商品です」
http://www.fujii-net.com/?p=1233
【2015.3月度】「『問い合わせ』へのコミュニケーション」
http://www.fujii-net.com/?p=1395
【2015.4月度】「フジイ企画の仕組みの明確化を」
http://www.fujii-net.com/?p=1482
【2015.5月度】「心を掴むDMづくりを考える」
http://www.fujii-net.com/?p=2322
【2015.6月度】「まだお会いできないお客様へ」
http://www.fujii-net.com/?p=3297
【2015.7月度】新しい〝編集サロン〟冊子の作成について
http://www.fujii-net.com/?p=3407
【2015.8月度】広報紙づくりの〝新天地〟を目指して
http://www.fujii-net.com/?p=3612
【2015.9月度】デジタル出版に挑戦します
http://www.fujii-net.com/?p=3691
【2015.10月度】現状を視覚化するための管理表づくり
http://www.fujii-net.com/?p=3725
【2015.11月度】前に向かって楽しく進める管理表?
http://www.fujii-net.com/?p=3806