片岡喜彦写文集『本のある風景4』

片岡喜彦著 本のある風景4「労働者人生 本・人・心」

 今回出版した私家版「本のある風景4 本・人・心」は片岡氏が1985年から書評誌『足跡』にて書きためたものをまとめて出版したもので、今回が4冊目にあたります。当方にとって片岡氏の書評誌・自分史について手がけるのは初めてでしたが、片岡氏の兵庫県土建一般労働組合の定年記念ということもあって、写真作品「鉄路の安全を守る」のページを増補して・これまでの思索活動の集大成となりました。

 本好き、働く人が大好きな片岡氏が、学生時代からの思索、労働運動への憧憬、長男の死と裁判闘争を経る過程で、教条的ではない率直に人間そのものを見つめる独特の温かい人間観を確立されておられます。内容は、1章書評「本」、2章書評「人」、3章写真作品集「鉄路の安全を守る」、4章随筆「写真雑記」「定年まで」、5章書評「心」の5章立てとなっています。
2008年10月14日 『足跡』編集部発行 A5変形版338ページ 編集・印刷 編集プロダクション フジイ企画

片岡喜彦さんとの出会いについて
 片岡喜彦さんとのお付き合いは1989年ころ、ちょうど私の新大阪新聞での労働争議が解決し、その争議中にお世話になった印刷会社から独立したと同時だったような気がします。片岡さんは当時から兵庫県土建一般労働組合の教宣部で月刊の機関紙『建設ひょうご』の編集を担当しておられました。私はその編集のお手伝いをするようになって、かれこれ20年になります。その間には1995年の阪神・淡路大震災もありました。95年1月号は納品寸前に欠番となり、教宣部員も一人お亡くなりになりました。そんな大変な中、駐車場にプレハブを建てた仮事務所で即時に震災号外を発行したこと、また瓦礫となった亡くなられた教宣部員のアパートに片岡さんと遺品探しに行って愛読書を拾い集めたことなど、忘れられない思い出があります。一時期、機関紙担当を離れられたこともありますが、すぐ舞い戻られて、私にとっては結果的に片岡さんの定年まで機関紙編集でのお付き合いということになりました。

片岡喜彦さんの写真集について
 今回の「本のある風景」は当方にとって初めての書籍ですが、2004年に初めての写真集『造船のまちと人々』の出版を手伝わせていただいて以来、(フジイ企画にとって)これで4冊目の出版ということになります。  これまで片岡さんは『造船の町と人びと』(2004年)、『高架下商店街と人びと』(2005年)、『運南に暮らす人びと』(2006年)と立て続けに自分のテーマで写真集を出されてきました。  片岡さんがカメラを持たれたきっかけは1995年の「阪神・淡路大震災」の体験からで、「写真は記録だ」という思いからカメラを手にされたようです。でも、これまでお付き合いさせて頂いて感じたことは、片岡さんのテーマは一貫して働く労働者や生活人の生の姿で、市井の人々のくり返しの日常のシーンを生活人の目線に合わせて常にイキイキとした描くことでした。その視線は、焦点を当てた人々の営む個人の経験、思い、時間の流れをいかに一枚の写真に表現しきるのか、ということではなかったかと思います。時の移り変わりや町並みの変化も感じながら、そこに暮らす人々の心を今に留めていく営為は、貴重な仕事のひとつだと思います。

 



泉ヶ丘東中第14期同窓会だより 最終号

スイスホテル南海・大阪にて8年ぶり、第3回同窓会盛大に開催
 泉ヶ丘東中学校第14期生の第3回同窓会が11月16日(日)、難波のスイスホテル南海・大阪にて開催され、同窓生109名、恩師3名の計112名が集いました。午後2時から5時までの3時間、アトラクションも交えて、楽しく旧交を温める機会となりました。

ごあいさつ たくさんのご参集、ご協力ありがとうございました
泉ヶ丘東中学校14期生の第3回同窓会にたくさんの方が参加していただき、無事終了することができました。これはひとえに参加された同窓の皆様、幹事の皆様のご協力の賜だと感謝しております。本当にありがとうございました。

代表幹事としての私の不徳の成すところで、これまで事業のことやら私事に追いまくられ、月日のみが経過するという結果になり、今回の開催が8年ぶりということになってしまいました。ただ、この8年間というのはちょうど45歳から53歳という、私だけではなく多くの皆様にとっても人生の節目の時期にあったということが準備を進める過程で知ることになりました。そうした節目を乗り越えられて曲がりなりにも今日を迎えることができたのは誠に幸運だったと、同窓会運営を通じて実感するようになりました。

スタートはちょうど一年前の今の季節、同窓の方から問い合わせの電話をいただいたのがきっかけです。今年こそ「やらないかん」正念場ということで、たまたま2008年は約束のオリンピックの年(1回とばしの…)でもあるということでいよいよ開催を決意することになり、本年2月に第1回の幹事会を開きました。以後当日前まで全5回の幹事会を開いて、今回の開催に至ったわけです。

8年ぶりということで一番問題だったのは、やはり長期のブランクで幹事自体の消息や幹事に当たられた方のそれぞれの生活の状況変化にも対応しなければならなかったことです。その上、私にとっては泉ヶ丘東中時代の在籍期間が非常に短くて、幹事の方々のお顔と名前が一致しない方も多く、運営に少し躊躇したのも事実ではあります。この間、全5回の幹事会を進める過程で、生活の話や仕事の話も含めた幹事間の交流を深めることができたことが、私にとってこの時期、本当に貴重な体験となりました。

しかし未だにとりまく社会環境や生活環境が改善されたわけではありません。幹事の中には、非常に困難な状況の中でご苦労頂いた方もおられました。ただ、自分にとってとんでもない時期に皆様と再会できたこと、目標に向かって協力しあえるこの一年の行動指針を与えて頂いたことは本当に貴重な財産となりました。皆様にとってはたぶん影の薄い代表幹事であったと思いますが、支えていただいたことは非常にうれしく思っております。またお会いできるのを楽しみにしています。(代表幹事 藤井寛)

次回第4回同窓会の成功をめざして ご意見ご感想をよろしく
 第3回同窓会に参加された皆様、ありがとうございました。なお4年後には、新しい幹事団で第4回の同窓会を開催する予定です。ぜひ皆様のご協力をお願いします。因みに次回の幹事団は第1回の経験者も含め最強のメンバーですので、素晴らしい「会」になると思います。今回で第3回同窓会ニュースは終了させていただきますが、皆様のご意見、ご感想をぜひコメント欄にご記入いただければ幸いです。

会場クラス写真必要な方、デジタル写真をメールで送ります。
 まもなく皆様に封書にて写真を送らせていただきますが、デジタルで必要な方はお名前・メールアドレスを教えて頂ければ、送信させていただきます。また、プラグラム「1971年写真付き」リーフレットも残部あります。

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泉ヶ丘東中第14期同窓会だより第1号
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第6回心をつなぐコンサート

  第6回心をつなぐコンサート
“つながり ひびき ゆらぎ”
明神ひろこ 歌とピアノのコンサート

 働く人たちの連帯と交流、また芸術に触れたいという要求からはじめられた堺労連、堺労連女性部主催の“心をつなぐコンサート”は今年で6回目を迎えることになりました。今回は、高知県の自然に恵まれた地ですばらしい音楽を発信されているシンガーソングライターの明神ひろこさんをお迎えしてのコンサートで、介護福祉士の河野広恵さんの労災認定闘争と飛翔館高校の7名の先生方の解雇撤回闘争支援を訴える場にしています。

明神ひろこさんのプロフィール
 奄美生まれ、大阪育ち。4歳よりピアノを始める。小4で堺市少年少女合唱団に入団。大阪芸大音楽教育学科卒業後、ピアノ弾き語りで演奏活動を始める。結婚を期に、田舎暮らし。山深い自然の中での生活から生まれた歌を歌う。2001年CD「ハッピーバースディ」を発表。  現在、四万十川源流の自然の中で、音楽・静寂・香りをテーマに「アロマガーデン グリーンプシュケ」を営むアロマテラピストでもある。

プログラム予定
開場:18:00 開演:18:30
(1部):歌声サークル“ら・ら・ら”
市民合唱団“ピースコール”
歌声サークル“ぐみの木”
(2部)初芝学園裁判勝利報告
介護福祉士河野広恵さん
飛翔館高校分会の先生方
(3部)明神ひろこ歌とピアノのコンサート **************************************************************************************************************  
 参加協力券は500円です。協力費は、すべて河野広恵さんと飛翔館高校の裁判闘争支援のカンパになります。(協力券は堺労連まで=〒590-0074 堺市堺区北花田口町3丁1番15号東洋ビル3F TEL072-221-8384  FAX072-222-7399)

堺労連女性部『心をつなぐコンサート』アーカイブ*********** 
第10回 2012年12月21日 『松浦由美子12月に歌う』
第9回 2011年12月16日 『津軽三味線とケルトの笛』
第8回 2010年12月24日 『虹の空の下で平和を歌おう』
第7回 2009年12月4日  『春野恵子の浪曲一直線』 
第6回 2008年12月5日  『つながり・ひびき。ゆらぎ』
第5回 2007年11月30日 『いま、この時代をいきる』



泉ヶ丘東中第14期同窓会だより 第4号

できるだけ多くの同窓生の参加を
 泉ヶ丘東中14期同窓の皆様、たすうもう皆さんのところへ同窓会の案内ハガキが到着していることと存じます。11月16日の同窓会の当日を楽しみにしております。参加の受け付けは10月15日となっていますので、是非返信ハガキを記入のうえ、返信していただけますようお願い致します。

9月27日(土)、第3回全体幹事会を開催
各クラスの幹事からの案内ハガキ発送後の9月27日(土)、第3回目の幹事会を開催しました。諸般の事情で交代した幹事もおられましたが、みなさんで全てまとめていただきました。今回は、各クラスの出席状況と消息情報について名簿担当の谷登志男幹事を中心にデータをまとめてきました。その他、当日企画案、当日のプログラム案などを討議しました。新幹事も含めて15名の幹事が参加しました。

食事会に多数の幹事が参加
 今回、幹事会終了後、中深井の『源ぺい』にて食事会をしました。今回は、本番スタートということもあってか、参加した幹事のほとんどが集まりました(14名、女子は全員)。地域の話題、子どもや孫の話、同窓生の消息の話などで結構盛り上がりました。実はいつも幹事会後に有志で食事会をしているのですが(といっても2回、初回は案内状で予約)、予定していたわけでもなく会議終了が10時前にもかかわらず、遅くまで歓談してちょうど12時に解散しました。

最新版-各クラスの幹事です【変更あり】
本年に同窓会を開催するということで、昨年末から幹事に準備連絡をさせて頂いてましたが、8年ぶりということもあり、今回予定の幹事にも多少の変更がありました。代表幹事まで辞退のご連絡頂いた方については、各クラス幹事に図って自主的に話し合っていただき確定しました。2組の男子幹事については諾否の連絡を頂けなかったため、この件に限り全体幹事会で新たに山田隆士君に決定、承認していただきました。2組村上登志美さん(旧姓)には新任早々大変ご苦労をおかけしました。

最新版各クラスの幹事名簿を掲載しますので、よろしくお願いします。
(氏名は全て旧姓。敬称略)
1組=谷 登志男、北山 厚子 2組=山田 隆士、村上登志美 3組=藤井  寛、辻尾 友子 4組=辻中 栄雄、三ノ浦百合子 5組=田中 健司、近藤 陽子 6組=門脇 健吉、岩崎 倫子 7組=植林  渉、福井 好美 8組=納谷 宗弘、荒田 節子 9組=谷尾 典久、辻尾ひとみ

消息ご存じの方ご連絡ください
案内ハガキが戻ってきた方々です。ご存じの方は、各クラス幹事、または代表幹事にご連絡下さい。 (個人情報ですので住所、電話番号等はコメント欄には記載しないでください。)(敬称略)
1組=岩田 寿子、竹元 久美子 2組=西尾 笑子、前田 恵子 3組=佐々木 庄二、芝本 武房、伊東 文子、銭谷 栄子 6組=上田 弘文、高岡 文弘、野島 常文 7組=大野 勝、松岡 健次、石川 みずほ 8組=井上 章 9組=井上 政弘、高瀬 利且、北尾 清、野中 稔、藤沢 良光、本村 やす江(4組、5組は確認中です)
(黄文字は確認が取れた方です10月6日現在)

コメント欄にも順次情報を掲載していきたいと思いますのでまた見てください↓
また、皆様の書き込みもよろしくお願いします。

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泉ヶ丘東中第14期同窓会だより第1号
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泉ヶ丘東中第14期同窓会だより 第3号

消息不明者の方の確認作業に入りました
 2月に第1回幹事会を開催してから、大変遅くなってしまいましたが、8月30日に第2回の幹事会を開催しました。代表幹事の都合で遅くなってしまいましたことをお詫び申し上げます。今回は案内状送付のための具体的な準備を中心に討議を行いました。(出席幹事14名)

会議内容は、5月に幹事向けメールニュースで、クラス幹事にクラスの把握をお願いしておりましたが、幹事全体で把握できない消息不明者の確認も行いました。それにともなって案内状ハガキの校正を行い発送作業準備を行いました。(名簿係=谷登志男君)

幹事変更などはクラスで話し合ってください
 また、8年間同窓会が開かれなかったため、状況が変わって辞退したいと連絡を頂いた方もおられましたが、その場合は幹事会で報告して他の幹事(男女で)がフォローされたりして幹事に復帰された方もおられ、幹事変更などについては各クラス内で自主的に調整していただくことといたしました。なお2組の女性幹事は松原真津美さんから村上登志美さん(すべて旧姓)に代わられました。よろしくお願いします。

9月1日 案内状の往復ハガキを3人の代表の方に届けました。
まもなく各クラス幹事より皆さんのもとへ。
9月1日(月)に案内ハガキをを印刷して以下のクラス担当幹事に届けました。 1組、6組=門脇健吉君(6組) 2組、3組、4組、7組=辻尾友子さん(3組) 5組、8組、9組=坂口隆明君(7組)引き取りにこられました。 まもなく各クラス幹事よりみなさんのところへ送られてくると思いますのご参加のほど、よろしくお願いいたします。近況欄も設けてありますので、ぜひ書き込みもお願いします。また不明者の近況をご存じの方は谷登志男君(名簿係)にご連絡下さい。

写真について***********************************
2003年(平成18年)泉ヶ丘東中学校は創立50周年を迎えました。上の写真3枚は、(左から)昭和42年、昭和61年、平成18年の航空写真です。『東中50周年記念誌』より転載しました。当時の記念誌編集委員長は今井丈己君(8組)です(記念誌は岡田明美さんより提供していただきました)。この創立50周年記念式典は平成18年11月3日に行われたそうです。ご存知の方はコメントください。

【クラス幹事の変更】9/11追記
 幹事の変更をお知らせします。2組の女性幹事に村上登志美さん、8組女性幹事は荒田節子さんに変更されました(すべて旧姓)。

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泉ヶ丘東中第14期同窓会だより第1号
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泉ヶ丘東中第14期同窓会だより 第2号



第2号
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 堺市立泉ヶ丘東中学校第14期同窓の皆様。3月1日に第1号で同窓会ニュースでお知らせをしてから、日々の雑事に追われてまして、大分月日が経ってしまいました。皆様はいかがお過ごしでしょうか。決定事項の連絡が遅くなりましたことをお詫びいたします

同窓会開催日時と時間が決定いたしました。
 前回の幹事会(2月23日)で、開催時期と場所については決定しておりましたが、時間について、幹事の皆さんから色々意見が出まして、調整をしておりました。開催日時と予算は幹事会で決めたとおりで、下記の通り決定いたしましたので、取り急ぎご連絡いたします
開催日時 2008年11月16日(日)14:00~17:00
会 場 スイスホテル南海・大阪
会 費 10,000円

各クラス担当の幹事さんにお願い。
まだ次回幹事会の日時は調整中ですが、案内状発送の準備のため、各担当のクラスの消息を確認してください。第二回同窓会開催時(2000年10月)の名簿はこちらで把握してますので、必要ならばメール等でお送りします。

ここに訪問された泉ヶ丘東中同窓の仲間へ。
 楽しい同窓会にしたいと思いますので、ご意見や企画案などでお気づきのことがありましたら、ご連絡ください。内容についてはまだ多く未定ですので是非皆さんのお知恵をお貸しください。アクセス方法は下記のクラス幹事に連絡を取っていただくか、コメント欄にぜひご記入ください、消息確認にもなりますので、よろしくお願いします。(なお住所等、個人情報は各幹事に直接お知らせください)また見られた方は知り合いの同窓の方にこのページをお知らせください。

各クラスの幹事です
1組=谷 登志男、北山 厚子 2組=山本 啓二、松原真津美 3組=藤井  寛、辻尾 友子 4組=辻中 栄雄、三ノ浦百合子 5組=田中 健司、近藤 陽子 6組=門脇 健吉、岩崎 倫子 7組=植林  渉、福井 好美 8組=納谷 宗弘、9組=谷尾 典久、辻尾ひとみ 幹事= 坂口 隆明

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5月1日、大仙公園で第79回堺メーデー

働くものの団結で生活と権利を守り

平和と民主主義、 中立の日本を目指そう!!

●5月1日(木)9時開場/9時30分開会 ●於:大仙公園/催しひろば

■なくせ、貧困と格差!働くルールの確立!労働時間短縮で雇用の拡大を! ■ストップ、改憲、海外で戦争する国づくり!米軍基地の再編・強化反対! ■政治の民主的転換で、安心して暮らせる社会を実現しよう!

●第79回堺メーデー写真コンクール
 第79回メーデーのポスターは、今回も昨年応募されたメーデー写真コンクール応募写真の中から使用させていただきました。昨年はあいにくの雨のなか、皆さんちょっと大変だったようですが、たくさんの写真がよせられました。「メーデーは雨が多いんですよ」とY労連事務局長は仰ってましたが、ここ何年かでは雨の写真は去年ぐらいかなと感じています。本年も、写真コンクールが行われるそうです。今年は晴天のはず(?)ですので、明るく躍動的な写真を楽しみにしています。  賞=実行委員長賞、入選、佳作、努力賞、ユーモア賞など。サイズ=自由。 内容、お問い合わせは第79回堺メーデー実行委員会へお願いします。(〒590-0074堺市堺区北花田口町3-1-15 東洋ビル3F堺労連内 電話072-221-8384)

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『ロラ・マシン物語』堺公演
主催=大阪・憲法ミュージカル2008実行委員会 5/11(日)■堺市民会館にて■14:00開場、15:00開演■

堺市民会館 愛し合いたかった、命を育みたかった
それは…悪魔がいつも邪魔をした。
(「ロラ・マシン物語」劇中より)

 自由で奔放な風が吹き、南国の陽光が溢れるフィリピン。 かつて、その全土を日本軍が占領下に置いた時代があった。 生後まもなく母を失った少女は13歳の時、 父を目の前で殺され、慰安婦にさせられた。 地獄のような2年間から解放された彼女を待っていたものは 人々から蛇蝎(だかつ)のように蔑まれる日々。 すべてが無かったことになればいい 恐怖心が「愛する」ことを拒んだ。 悲しくなると母の形見のミシンを黙々と踏み続けた。 名はトマサ・サリノグ、愛称ロラ・マシン。 フィリピン人元慰安婦は、ロラ・マシン一人じゃない 心からの叫び… 私たちに正義の回復を与えてください 生き残ったロラたちのため、 亡くなった人々のために、 次にくる若き世代のために。



ドラマを終える日まで…

できる限り人生を豊かに描いていくために

本当は脚本家だけが知っている
つい最近、一時期一緒に頑張ってきた人が亡くなり、お通夜に行って来ました。こういう場に臨むといつでもそうですが、その人の人生にとって、我々がどういう役割を担っていたのかとつい考えてしまうのです。この場に集まってる人は亡くなった人の生前のドラマに出演してきた登場人物で、家族の方や仕事関係や様々な役割を担ってきたのだろうけど、『頑張ったね、苦しかったね…』と思うのは道半ばのこちら側が感慨することで、ドラマを書きあげた脚本家だけが本当のことを知っているに違いないと思うのです。

良い人であったり、悪役を演じたり。これも必要で必然なこと
 思えばこの数年で、父も母もあいついで亡くしました。身内の死に際して感慨することは、いつも茶番劇を演じて、人を憎んだり、悲しんだり、喧嘩もしながら、でも一つの章が終わってみたらみな戦友だった…なんて感じること。その時その時で役割を変えながら、ある時はいい人であったり悪役に回ったり。あまりに真剣に演じ続けて本当の自分を忘れてしまうのですね。やっぱり究極はどこまでも『愛』を見つけることのために生きているんだなと感じています。

出会うどんな人も自分の人生の大切な脇役となって
 この人生のゴタゴタを斜めから見て『おもしろい』と言ったら怒られるかもしれませんが、ドラマには様々な正反対の人物が登場して完結するように、自分のドラマには悪人も善人も必要で、そんな脇役に囲まれてこそイキイキ豊かに自分を表現できるものだと少し分かるになりました。どんな人との関係も今の自分のドラマに必要なキャストとして存在するのだと理解することができれば、人生をより豊かにするかもしれません。苦しいのはあまりにも現実の役割にはまり過ぎて、内なる自分が見えなくなっていること。終盤に向けて少しづつ本当の自分に目覚めていきたいですね。  ドラマが終わりカーテンコールが始まれば本当に目覚めて、全ての配役がお互いに『お疲れさん』と握手するように、分かちがたい千の風となって『ありがとう』と。

アニメーション「象の背中」
役所広治主演の映画もありますが、二つで約7分ほどのアニメンーション。YOU TUBEにありました。
象の背中
http://jp.youtube.com/watch?v=f0j7vmCRmWQ
象の背中 続編
http://jp.youtube.com/watch?v=Gy-7pytjYyU



富田林『じないまち』ブランドを…

雑用の合間にぶらりと散歩
 富田林駅南地区まちづくり協議会が主催した『じないまち雛めぐり』のイベントが、3月8日と9日開催されていました。9日は久々の日曜日であり、連日の寒空から一変して暖かな日和となったので、確定申告の書き込みの合間に妻と二人で散策してきました。この『雛めぐり』催しは今回2回目で、夏は『寺内町燈路』と銘打って町中に燈籠が設置されるイベントも行われています。古い町並みを活性化させようという取り組みも徐々に広がってきて、地元に住む者にとっても町の再発見になって、豊かなひとときを味わうことができます。

地域密着で営業する芦田書店
『露子』や地元作家の作品をそろえて
 富田林駅より徒歩1分、寺内町入口の本町商店街アーケードすぐ近くにある芦田書店は、富田林寺内町ゆかりの石上露子の限定本をはじめ地元作家の作品、自費出版本などもおいてあって、10数種類の専用コーナーもあります。特に『石上露子集』復刻版(松村緑編、中公文庫)はこの店だけでしか買えないので(復刻を出版社にかけあったそうです)、遠方からの注文もあるそうです。中学生時代からの行きつけの本屋であり、今や民商の仲間でもある芦田真理さんは、ざっくばらんに話ができる人で、うちのお客様の作品も置かせて頂いたりしたこともあります。

ブックカバーを『じない市』デザインで統一して地域イメージを
 最近、寺内町商店街地域のネットワークにも力を入れ、毎月第2土曜日は『じない市』を催し、地域との交流を図っています。『じない市』実行委員会では統一したのれんデザインを考案して、寺内町のアピールをおこなってます。今回、『雛めぐり』イベントにあわせて芦田書店のブックカバーデザインを、この『じない市』ブランド(?)に統一して一新しました。



スポーツ新聞の2008春闘

新聞労連近畿地連・スポーツ紙共闘会議、08春闘のポスターです

スポーツ紙共闘08春闘の統一スローガン
 「長時間労働・賃下げ・人員削減、反則許さん!!」 国民の期待に応えた内藤大助、新聞労連は組合員の期待に応えます (協力=宮田ジム・内藤大助)

在阪スポーツ紙共闘会議の加盟単組
 神戸新聞デイリー スポーツ労組 大阪日刊スポーツ労組 全印総連日刊オフセット印刷労組 報知新聞労組大阪支部 スポーツニッポン新聞大阪労組

時代の変化とともに…感じること
 毎年、春闘の時期になると各スポーツ紙労組の回り持ちでポスターを作成されています。出力するときにお訪ねすることが多いのですが、みなさんがんばっておられて、このときに新しい工程を見たり、編集局の雰囲気や印刷インクのにおいがをかぐと懐かしい思いがします。
 夕刊新聞社にいたときは組版システムがCTSへ移行前のまだ活版印刷が主流のときで、当時の夕刊紙は黒・赤、もしくはブルー、緑の二色刷りがいいところでした。スポーツ新聞も同様で、若かったころはスポーツ紙のレイアウトパターンを盗むのに必死でした。CTSに移行後も編集・組版システムは何回も変わっています。
 思い起こせばその昔、夕刊紙・スポーツ紙会議というのがあったのですがねえ。その時はちょうど中畑を中心にプロ野球選手会が労働組合になったころで、夕スポ会議で労働組合プロ野球選手会の事務局長を招いて学習会をしたことがあります。その後、この10年で大阪発の夕刊紙文化は大阪日日の朝刊化、大阪新聞の廃刊で消滅してしまいました。