広報紙発行の本音?…経営方針をたたき台!!【第5回“紙ブログ”広報セミナー2014】

  毎月第4金曜日の夜に開催している「“紙ブログ”広報セミナー2014」ですが、前回(5月)のセミナーでは「よい紙面は“組織(会社)の指針”に導かれて…」ってことでしたが、じゃあ具体的に、どんな指針で自分たちは仕事(運営)をしているの…?ということで、6月度セミナー(6/27)は具体例として「番外編」で「フジイ企画の概要と現在の取り組み」というテキストを進呈してお話させて頂きました。

フジイ企画のプレゼン資料をチャッカリ利用…
 何で…って、実はこの数日前、ある仕事のコンぺでちょうど当社のプレゼン資料を提出したばかり。この「フジイ企画の概要と現在の取り組み」は入札のための資料なんだけど、当社の考え方と方向性を示したもので、フジイ企画を知ってもらうには“もってこい”だったので(宣伝してすみません)、テキストとして使うことに…。
 
発行するにはやっぱり方針と計画が必要だから
 でも、これには当社の営業方針から社報発行への経過も記載してあって、当社が皆様にお配りしている社報『“紙”ブログ』やブログニュースのコンセプト作りの原点なのです。広報紙を継続して発行し続けている会社や団体やグループは、基本的に発行する基礎となっている運営方針(企業なら「経営方針」)と運営計画が必ずあります。今回はいい機会だったので“実例”から考えよう…ということで俎上に乗せさせていただきました。
 
シビアな課題も見えてきて…
 参加者の細川さん(ワーカーズコープ社長)、毎月来て下さっているので、シビアに業務の考え方を見ていただく機会。前回は、細川社長にワーカーズコープの特徴を根掘り葉掘りお話いただいたので今回はウチが…。今の『“紙”ブログ』の編集方針と紙面があるのはここから…って話、面白かったかしら? ちょっと宣伝のしすぎ~!? でも、いつでも色々な“課題”満載ということもわかったのでは。
 
まず広報紙づくりの「本音の目的」をみてみよう
 なんだかフジイ企画の会社説明会みたいになってしまった感がありますが、こういった「経営計画・指針づくりが紙面の中身作りと連動している」ということなんですね。広報紙づくりを始めよう!といったときに、「どんな記事にしよう…」と言う前に、まず広報づくりの「本音の目的」を明らかにしてみては…。
 ちょっと固い内容に見えるかもしれませんが、このセミナー、お菓子を食べながらざっくばらんに話し合って進行しています。来月も7/25(金)の18時からセミナーを予定しておりますので、ぜひぜひお気軽にお越し下さい!(な)
 
 
フジイ企画の概要と現在の取り組みとは
 今回のお話は、当社の一例ということになります。指針をまとめるにあたって、当社では下記の4つの項目に振り分けました。インデックスのみご紹介します。
 「①会社概要」。ここでは、取り扱い品目、業務内容のほか、向かうべき方向性も記載。例えば、エンドユーザーまでの一貫生産を重視していて原則的には下請け仕事はしないこと。
 「②近年の動向・ニーズとそれに対する会社の考え方」。世の中もう紙媒体は必要ないといった「動向」に対して当社がどう考え、どんなアプローチをしていくか…など。
 「③商品・サービスの特徴」。宣伝メディアを振り分け、ネットにはない印刷物の特性を徹底的に検証し、必ず効果を出す広報物づくりで評価…など。
 「④今後のプラン・目標」。ペーパーレス時代での紙広報物の意義と価値を理解し、必要とするお客様に特化し『納得』の紙面づくりを提供するという方針…など。
 そうすると、あとはそのための仕組みはどうするのかとか、受注ラインを見直す必要があるんじゃないのかとか、そういった具体的な課題・目標を提起、そしてそのためのニュースの編集方針の確立。


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