広島県『鞆の浦』を巡って…町おこし考える

 8月25~26日、広島県福山市の『鞆の浦』にて 、全商連付属の「中小商工業研究所」夏期研究集会が 開催され、久々に私も外遊してきました。全体テーマは『循環型経済で地域再生を』ということですが、今回は原発に変わる再生可能エネルギーへの挑戦という新たな取り組みが論議されました。

 もともと、「循環型経済」でまちおこしというテーマは、これまで「商店街の活性化」や「地域でのネットワーク・コラボ化」などの取り組みで、私たちは前からずっと論議してきたことですが、原発事故を気に巻き起こった『エネルギー再生の取り組みでの地域循環』というキーワードで学ぶのは新鮮でした。ただ、技術的なことは難しいですね。
 今回は、ちょっと楽をさせていただいて分科会は『鞆の浦』の歴史探訪をしてきました。『保命酒』の酒蔵や坂本竜馬の『いろは丸』事件の展示館など見学。「歴史や景観を持つ地域を、地域の人々がどう育てるか」とテいうのが分科会ーマでしたが、産業振興や生活権と歴史遺産の保護との両立はかなりの論議の余地ありと感じましたね。今日(9/10)付けの「全国商工新聞」に取り上げられてたのでちょっと一筆…。


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