広島県『鞆の浦』を巡って…町おこし考える

 8月25~26日、広島県福山市の『鞆の浦』にて 、全商連付属の「中小商工業研究所」夏期研究集会が 開催され、久々に私も外遊してきました。全体テーマは『循環型経済で地域再生を』ということですが、今回は原発に変わる再生可能エネルギーへの挑戦という新たな取り組みが論議されました。

 もともと、「循環型経済」でまちおこしというテーマは、これまで「商店街の活性化」や「地域でのネットワーク・コラボ化」などの取り組みで、私たちは前からずっと論議してきたことですが、原発事故を気に巻き起こった『エネルギー再生の取り組みでの地域循環』というキーワードで学ぶのは新鮮でした。ただ、技術的なことは難しいですね。
 今回は、ちょっと楽をさせていただいて分科会は『鞆の浦』の歴史探訪をしてきました。『保命酒』の酒蔵や坂本竜馬の『いろは丸』事件の展示館など見学。「歴史や景観を持つ地域を、地域の人々がどう育てるか」とテいうのが分科会ーマでしたが、産業振興や生活権と歴史遺産の保護との両立はかなりの論議の余地ありと感じましたね。今日(9/10)付けの「全国商工新聞」に取り上げられてたのでちょっと一筆…。


吉本隆明が逝去、あの時代は完全に終わった

 あの吉本隆明が3月16日に亡くなった。
 吉本隆明に触れたのは大学時代、でも団塊の世代ではありません。世の中の変革の可能性がほとんど廃れて行く中で、自分自身を持て余してたころに出会ったのが吉本隆明の世界でした。
 
   私が感じたことを一言で言い切ってしまえば、様々な社会現象が動く時は観念の共有性を獲得した時であって、つまり、簡単に言えば「世の中は物理的にではなく幻想によって成立している」ということをはっきりさせたということではないかと思います。
 これはすごいことで、文化や芸術、また社会運動、政治運動、宗教(運動)など、人の『観念』に去来する物事を理解するための、本質的なキーワードものを予感させるものでした。そのキーワードこそが「言語(ことば)」であって、その「ことばの本質とはなんぞや」を徹底的に追求したのが吉本であったと感じています。でもこれはすべて私の解釈です。
 
 その後、社会人となってからは、難解な吉本からは離れて行き…、人生の様々な局面でいわゆる『スピリチュアル』の世界へと変遷していきました。本屋の思想書のコーナーに立ち寄ったりするのですが、では相変わらず旺盛な執筆活動を続けていて、でもいずれゆっくりと…と思っていました。
 
 雑誌『試行』が吉本氏単独編集していた時、一度だけ吉本氏と電話で話したことがあります。次回の発行か支払の件かなんかで、時期は1991年か92年ごろだったと思うけど、『状況への発言』などの過激な文体が好きだった私にとって、それにに似合わず穏やかでゆっくりとした口調っだったのが印象に残っています。後、2008年に糸井重里の企画かなんかで『芸術言語論』の講演をテレビで見た時も同じような印象で、これが最後だったような気がします。
 
 とにかく自分の精神の変遷とともに吉本が時代だったことは事実で、ちょっと触れないわけには参りませんでした。一瞬閃いた言葉が『本質の片鱗を残して、あの時代は完全に終わった』。


2011年「富田林市市民ふれあいまつり」最後の思い出

写真の整理をしました  
 11月23日(勤労感謝の日)に行われた第25回富田林市市民ふれあいまつりの記録写真の整理が終わりました。今年も記録班の一員として写真を撮ってきたのですが、25回も続いたふれあいまつりは今回で最後だそうです。毎回仮設ステージの天井から全体風景を撮っていたのですが、『年寄りが高いところ登るのは危ないで!!』と今回初めて忠告されました。そんなこと言われる歳になったのかと思いましたが、と同時に、もうその役も御免となります。



廃墟の旧大阪市立少年保養所『時の流れに…』

 大阪市立貝塚養護学校が廃校になって以後、9月に少年保養所を再び訪問しました。草が深くてたどりつくのが大変でしたが、今回はなぜか内部まで入れました。このほどフェイスブックでの織田氏の紹介で、ここが『廃墟探索』の対象になっている記事に触れ、感無量です。写真は「つくし寮」の入口内部の詰所付近。「時の流れに」という詩は詰所窓口上に掲載されてました。…まさに時の流れを感じました。(詩の全文筆記掲載)

 

旧・大阪市立少年保養所「つくし寮」内部と外観時の流れに

 
美しいと思う心を大切にしたい
自然に人に微みかけるよろこびを大切にしたい
 
人の暖かさそして愛に触れあたためられてゆくそのぬくもりを大切にしたい
 
信じ合える友がいる幸せを大切にしたい
 
助け合いたいと願う気持が通じ合う
そんな時を大切にしたい
 
心安らかになる時そんな時の流れを大切にしたい
 
愛する人がいるよろこびを大切にしたい
詩人 栗田麗子


未だIT化計画で悪戦苦闘中!!

 悩みの種は増えてるけど少しハマってるかも…

 永い悶々とした冬眠期間を経てHPをリニューアルしてからもう3ヶ月が経ってしまいました。ブログをアップしてから数えると半年ですが、内容がイマイチでも一度カタチにしたということがきっかけで、最も悩みの種だったHPに色々な工夫が必要だと考えられるようになり、そのこと自体が結構楽しいと感じるようにもなりました。 

これをやると考え方の整理にもなる
 ITへの方針を立てるということは、今までとは違った角度から、知らぬ間に自分の営業に対する考え方を整理するということと直接つながっているようです。ブログを書こうとしたり(あるいは書けないと悩んだり)、アクセス解析をしようとしたり、リンクをはったりしたらどうかと考えたり、色々思いついてやっているのですが、詰まるところ、自分の伝えたいことを有効に伝える方法を考えているのですね。でも、伝えたいことがはっきりしない場合や、『何のために』という目的があいまいだった場合、こんなややこしいことに取り組む気持ちにはなれないと思うのです。

今の営業スタンスはIT結果…
 自分の仕事を考えた場合も、ITは『必要に迫られて』触ることを余儀なくされたものですが、そのおかげでアナログ時代に何工程も別会社で分業でやっていたことがトータルにできるようになり、今の営業の基本スタンスが成り立っていることを思えば、人間がするべきことは機械以上の自分らしい方向性を出すということに尽きるのかもしれません。そのため、こんな不思議な横文字の世界をほんの少し触っているわけです。

トラックバック実験します
 ただ、インターネットの世界は素人には解らないことが多すぎるというのも事実で苦労しています。実はSEOの一貫としてgoogle analyticsのアクセス解析を設置してるのですが、昨日から自社のパソコンからのアクセスをフィルタリング機能を使って、カウントしないようにするのに、どうしたら良いかわからなくてネットを巡っていました。本音を言うとその中で知り合ったトータルwebさんのサイトにトラバを張るための実験をしようとしてこのブログを書いています。

どなたかフィルタリングについてご存知ですか?
 これからこういうことを通じて色々な交流の場ができれば楽しいと思います。先ほどのフィルタリング機能の件ですが、フィルタリングしたいIPアドレスやドメインを設定するようになってますが、ドメインを入れれば全部排除されそうですし、IPアドレスではどれがそうなのか分かりません。先ほど大商連のSNSでアクセスログを調べて地域のアクセスポイントをフィルタリングしたらどうかと教えてもらったのですが、お手上げです。だれか知ってる方があれば教えてください。



広報誌づくりも楽しい遊びとして…

『別れ』と『出会い』いつも桜の季節に…
 我々の仕事自体とはあまり関係ないのですが、お客様が学校関係や団体が中心なので、毎年4月の桜の季節は、仕事の雰囲気が大きく変わってしまうことが多いのです。新しい人との出会いがある一方で、去る人も多く、立ち止まって感慨に耽ることも多くなります。特に、昨年末から今年にかけて、仕事以外でも色々な形の『別れ』を経験しました。『よかったね』といえることや『けりが付いた』というものまで…。なにごともその『終わり』の処し方が新しい一年の運命を占うことになってしまっています。

仕事というのをやめて『遊ぶ心』に挑戦
 今年度はとにかく、営業スタイルも、経営に対する考え方も大きく変わってきたと思っています。あまり良い言い方ができなくて、悪く言えばいい加減になってきたということでしょうか。仕事を仕事と言うことこそ不幸かな。そんなことを言えば、お客様も周りのみんなも決して面白いはずがないということに気が付いていて、『仕事』や『売り上げ』などという単語自体がマイナス波動ですな。人との関わりで発見、感動できることを楽しみに探そうと考えています。(売り上げが上がらないことの言い訳でもありますが)最近『別れ』のひとつに『金』の亡者(自分の鏡)との別離もありました。

『広報誌の作り方』のアクセス数が増えてます
 昨年秋からネットに力を入れ、SEOやらアクセス解析やら訳の分からないことに挑戦したおかげで、いろいろなことが見えてきました。サイト構築の際に「うちが本当にお手伝いできることは広報誌づくりだ」と打ち出したのですが、この4月を境にサイトへのアクセス数が急に増えました。やっぱり4月は新年度で、未知のことに挑戦される(せざるを得ない)方が増えておられるのだと感じました。ただそういう方にどういうアプローチをすればいいか…これから少しづつ頭を絞っていきます。前にも書きましたが、楽しく『調和』的にというのがキーワードです。



IT時代のコミュニケーション

ブログ活用!?で「経営理念」を少しづつに明確に…

 最近さかんに『マッチング』ということが言われるようになってきました。昨日も朝のテレビで最近の求人難に立ち向かう企業の特集があって、高い求人倍率の中でやっと獲得した人材も、1年で34%あまりは辞めてしまうという内容で、採用担当者は技術、能力(学力)だけでなく、それぞれの人物と社風とのマッチングを考慮することも採用要件になっているとのことでした。

IT時代で可能になった人と技術の『マッチング』
 現代産業社会の高度化、細分化のなかで、得意とする分野、似て非なる特殊な分野は本当に複雑で、外からはより見えにくくなっていてます。社会背景として言えば、大量消費から個別少量、また個性重視、ナンバーワンからオンリーワンへと、時代を表すキーワードも複雑に変化してきました。今や「何処で誰がやっても同じ」では売れなくなった時代ですが、ビジネス社会は技術、専門分野の細分化以上に、それを『マッチング』させることを可能にするコミュニケーション手段が開発されたおかげで、より強調されるようになったのかもしれません。その中での価値とは、突き詰めれば今後、企業なら技術や成果に裏付けされた経営理念や営業スタンス、個人ならその生き方やポリシーなどで、それが直接売りになっていくことになると思います。要するに「その人」「その企業」そのもののあり方が、商品より重要な価値になるだろうということです。

売り込みも多く、こちらも探しているのに見つからないという現象
 今回、やっとのことでフジイ企画ホームページのリニューアルをしました。これに取り組むまで数年の月日を費やしてしまいました。HPを組み変えることで、やりたいこと、やれることがあると感じているのに進まなかったのです。ただ全くほったらかしにしていたわけでもなく、その間、HP制作会社が何社も売り込みに来られたり、また知り合いを通じてこちらから依頼したりもしていたのです。できなかった言い訳をすれば時間的な問題、コンセプト作りの問題、費用対効果の問題やらいろいろファクターはあったのですが、結局は専門業者と当方とのミスマッチ感を払拭続できなかったというのがより正確です。当然こちらの方針も曖昧で明確化できなかったことももありました。

ブログでは商品ではなく「人」と「ポリシー」を買います。
 今回できあがったホームページは、別のブログをいじっていて知り合った制作者との関係から、やっと生まれたものです。その人のブログの内容を読んでいて自分と考えていることがピッタリで「これなら」とこちらからアクセスしました。人や物を探すにはある意味でインターネット(特にブログ)は最適だなと実感した最初です。カテゴリーでいえば「ホームページ制作」会社と簡単にくくってしまうけど、会社の特徴も依頼者の要求も様々で、専門的分野や目指す方向、いわゆる自分の持つポリシーとコンセプトをツーカーで理解し合えなければ最後までかみあわないのです。ブログを契機に制作者のそれに向き合う姿勢と方向性を知ることができたおかげで、ちょっと時間はかかったものの方向性も確認でき、費用も納得のいくものになりました。

『ミスマッチ』…本当は、ずっと以前から悩みの種でした。
ITからほど遠い「印刷関連」とひとくくりにされる我々の業界も、得意分野、不得意分野を上手に一言で説明できないのが悩みの種でした。先ほどのHP製作業者とのミスマッチ感と同じで、うちのお客様も同じ事を感じていたかもしれません。印刷関係のことなら一通り(デザインでも編集でも企画でも)何でもします…としか言いようがなかった(もちろんできる自信はありましたが)面があって、結局は単価の問題や、お客様の要求をどこかで把握しきれず、応え切れなかった面が多々発生してました。よくよく考えてみると、こうだといえる自分の向かいたい指標と方向性があいまいだったことを知るようになります。

マッチしないと売り手も買い手も不幸の元
 いくつかの仕事の失敗事例を検証してみたのですが、業務上よく注意しているのに通常起こりえないミスが発生する仕事がいくつかあって、初動のミスが方向性にケチをつけたみたいに、その仕事に限って(関連がないのに)単純ミスが多発することがよくありました。検証してみるとそのほとんどが最初に何らかの不安感や否定感を持っているものであったのです。こんな場合、なぜか最後までトラブル続きで、ほとんど『波長があわない』としか言いようのないことがおこったりします。全く手抜きをしていたわけではないのだから、最後にはお客様も不幸になるばかりではなく、できるだけのことをやっているこちら側がより不幸になることに気づきました。

なんでも『やります』は、なんでも『中途半端』
 マッチングを考えるようになったのはこの頃で、トラブルの原因は単純に注意ミスの問題ではなく自分が向かいたい方向性が安定してなかったのです。そこで考えたすえ、喜んで取り組めてお客様を満足させられる仕事以外は、あえて受注しない基本方向を出しました。受注方針を変えたのでデザイナーから不満がでる場面もありましたが、あえて営業をストップしました。一方うちの得意分野『広報紙、新聞づくり』は全面に出して『機関紙コンクールで優勝を!』などのキャッチを打ち出したりしました。『楽しく仕事ができて、お金が入って、お客様もよろこんで』の三方よしを目指し、そのための自社の方針と経営理念、営業の方向性をはっきりさせることに注意を向けました。

コミュニケーションは言葉の整理から
 結局は、なんと言っても充分なコミュニケーションの不足がトラブルを招くのですが、スタッフとの意思疎通も充分になされないままから何となく『風潮』ができたりすることは一番問題で、理念と方向制を明確にするという目的がはっきりした以上、記録が残る文章で表現することが第一だと感じていて、今これにはブログがピッタリだと感じ始めています。書き始めは殆ど自分でも整理できていないことが、なんとなく自動的にまとまっていく気がしています。不思議なことですが、「自分はこんなこと考えてるんや」と思うことにびっくりすることも…。辻褄が合わなくなったりして公表していくのは反面怖いことでもあるのですが、それで形づくっていけるなら、徐々に少しづつ楽しんでやろうと思っています。