カラー面、モノクロ面の割り振りって意外と難しい!? [編集サロン23]

 11月5日(月)、私たちのお得意様である羽曳野市の小学校PTA広報委員のSさんとMさんが、次号の入稿前のご相談でフジイ企画事務所へお越し下さいました! 弊社が担当しているこの小学校では、これまでずっとモノクロで印刷をしていたのですが、次号より1・4面をカラーで印刷することになりました。今回「どの記事をどこに配置しようか…」ということで、新しい紙面構成についてのご相談でした。

 
主な紙面内容をちょっとご紹介
 ネックは1面と4面という「部分的」カラーなので、紙面の振り分けに関することですね。この小学校のPTA紙はタブロイドの4ぺージ。今回の主な記事内容は運動会特集(写真集)、PTA講演会、PTAに関するアンケート特集など。
 
ん? 結局、モノクロの時と変わらぬ紙面構成!?に
 最初は、今回はカラーだから運動会のような、写真の多い目立つ記事をカラーの面へ持って行こうかというお話になったのですが、そうすると内側の2・3面が少し寂しい感じになってしまいます。逆に、アンケート特集など表・グラフなど「中身を読ませる」記事に関してはカラーである必要がなく、むしろ白黒の方が好ましい場合も…。講演会の様子は記事中心だけどイメージ写真(サロン第20回参照)は大きく使いますよね。…ってことで結局、1面トップはPTA講演会の記事と写真で構成することに…。これって皆様には分からないけど、モノクロの時のレイアウトと基本的に変わらなかったのです。
 
カラーかモノクロかという意識より「全体の紙面構成」をまず検討
 カラーと白黒が混在する紙面の場合、判断材料と選択肢が複雑で、より記事の内容や性質をみて、レイアウトを判断しなければならないのですね…。でも、そもそも紙面構成を企画段階できっちりとバランスが取っていれば、突然カラー化となってもあまり難しくなく、結局良い紙面ができるということを、打ち合わせに出席しながら私自身も学ばせて頂きました。
 
 今回、広報担当のお二人とお話する中で、「いいものを作りたい」という熱意がとても伝わってきました。我々もその気持ちに応えられるよう、精一杯頑張ります! な)



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