『肌で感じる編集サロン』で“スッキリ”コミュニケーション

 ようやく学校は夏休みですね。7月仕事は学校関係が中心なので、納品終了を境にフジイ企画も一挙に夏モード。この春から取り組んできた納品後の皆さんの“声”も戻ってきました。

 つい先日、ブログ『フジイ企画ニュース』(7月早朝営業会議報告)でもお伝えしたとおり、工程中にお応えできないお悩み事や疑問、またご不満などを解消するために、お客様アンケートを実施することになり、このコーナー『肌で感じる広報紙編集サロン』でフィードバックすることになりました。
 
スムーズな紙面づくりで大事なコミュニケーション
 お客様との仕事を始めるにあたって、当社が心がけていることは、お客様とのコミュニケーション。とりわけ入稿前の打ち合わせが大事で、最初に紙面企画をお聞きして紙面割の打ち合せが第一歩。色々なご相談にものっています。それに合わせて日程表(工程表)をつくってお客様と交換するのも当社の特徴かもしれません。ご満足いただける紙面づくりと迅速な発行には不可欠です。だから、大事なことは最初の広報委員さんとの(メール・ファックスも含めて)対話ですね。特に年度替りなどの区切りの時期には出来るだけお会いしてお話するようにしています。と言っても、残念ながら編集委員さんによってはお忙しい方が多くて、すべてのお客様にお会いできているわけではないですね。
 
皆様のイメージを紙面に反映するための流れ
 そして工程が始まって一番最初に、打ち合せして決定するのが紙面割(記事の割り振り)です。双方で確認した内容でレイアウト(続いて組版)をします。組み上がったものは、当然、お客様にとって初めて見る印刷物の体裁ですね。だから初校(1回目の校正)時が第2のコミュニケーション。出来上がったものが意図したイメージと違ったり、解釈が違っている場合、見て初めて気づく様々なニュアンスの違い、というのもありますよね。こうしたことも含めて初校(初めての校正)時に解決していきます。で、再校(2回目の校正)は訂正後の再確認ということで基本的には文字校正のみということでお願いしています。
 
工程上ご要望に十分お応えできないこと…について
 なぜこういうお話をするかというと、ご要望に対して十分にお応えできない作業もあるからです。よくあることですが組版後の“紙面変更(組み替え)”など。つまりページをまたいだ記事の入れ替えなどですね。製作の担当者は最初の打ち合わせで決定した紙面割りに基づいて編集・組版します。『新聞組版』は様々な“決まりごと”や“禁止事項(タブー)”があるので、それを考慮に入れて作業することに一番労力をかけます。なので単純に見える記事の入れ替えであっても、整合性をとるために全面組み替えになってしまうこともあり、納期の遅れにつながったり、できた紙面に責任を負えなくなったりします。
 当社としては決められた時間(納期)と“(紙面上の)品質”の両方を確保するため、最小限(といっても最大限の効果)の訂正でご対応させていただくことに…。
 
皆様の疑問、不満の解決のための『サロン』に
 このように仮に皆様の疑問、不満を感じていても工程中は対処できないこともあるので、“良い”だけでなく“納得”の紙面づくりのために、発行後と次の入稿前に皆様とのコミュニケーションを密にしていきたいと考えています。お会いできないお客様や今回のアンケートにご回答いただいた皆様には、このフジイ企画ニュースの『肌で感じる広報紙編集サロン』にできるだけフィードバックするようにいたします。どのような質問にも基本的にお答えしますので、アンケートのご回答とともにこのコーナーをご活用ください。



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